5/25(土)毎年恒例の新入社員歓迎バス研修を行いました。

5/25(土)は5月とは思えない非常に暑い一日となりましたが、

そのような中、毎年恒例の新入社員歓迎バス研修として

自社の施工物件を中心に福島県南~栃木県の木造建築物の見学会を行いました。

今年はプレカット室の新卒社員1名とともに、

新たに採用した外国人も加わって研修となりました。

 

1)小峰城歴史館(当社施工物件)

→今年初めに施工対応した木造平屋建ての物件。木フレームに唐松集成材を利用

小峰城の歴史をわかりやすくVRシアターなどで解説

 

 

2)まほろん 福島県文化財センター白河館(当社施工物件)

→RC造とS造メイン、一部木造の混構造。米松集成材の合わせ梁が特徴的な建物。

土器や石器などの文化財の収蔵と展示、体験学習ができる施設。

文化財センター白河館「まほろん」

 

3)那須霞ヶ城ゴルフクラブ(当社施工物件)

→延床面積9,710㎡の国大最大級の木造建築物。旧38条認定の適応物件。

ゴルフ場のクラブハウスとホテル商業施設。

那須霞ヶ城ゴルフフラブ クラブハウス&ホテル

 

4)那珂川町馬頭広重美術館

→RC造とS造だが、屋根と外壁に不燃処理したスギのルーバー材が用いられている。

隈研吾建築都市設計事務所(当社対応したJR高輪ゲートウェイを手掛けた事務所)

 

5)道の駅 ましこ

→RC造と木造の混構造。スギ大断面集成材2本の登り梁により最大32Mスパン。

2016年にオープンした道の駅で多くの建築関連の表彰を受賞。

 

施工後25年以上経過している物件から今年の施工物件を回ることで

当社の大断面集成材、大断面建築の歴史を感じながら、

集成材の魅力、使い方・工法の多様性、製造・加工・施工上の留意ポイントなど

を社員一同が学んで感じることができる機会となりました。

 

これまで当社が積み上げてきた経験、知見を頭と胸に刻みながら、

新たなメンバーとともに木造建築の新しいカタチを造り上げて参ります。