対応中物件情報

総合スポーツゾーン新武道館メイン武道場の物件レポートを掲載します。

栃木県宇都宮市にて昨年より工事が進められている

総合スポーツゾーンの整備事業において

昨年、当社が対応した新武道館メイン武道場の物件レポートを掲載致します。


〇自己紹介

本物件を担当致しました技術部工事課の酒井です。

 

 

〇物件の特徴

本物件は、2022年のとちぎ国体に向けて栃木県が計画する

「県民に愛され、県民が誇れる、県民総スポーツの推進拠点」となる

「総合スポーツゾーン」の整備事業として、

大規模な工事が進められている施設の一つです。

当社はメイン武道場の木・鋼ハイブリッドによる屋根工事に携わりました。

 

 

屋根工事は、

木・鋼ハイブリッド部材の建方

→ボルト本締め、タッチアップ

→カバー材取付

→木根太

→屋根合板取付

→鉄骨母屋

と、他工種に渡るため作業スペースが重複しないよう、工程調整が必要となります。

 

〇加工の状況、様子

・受入た鋼材と、当社の集成材を設計図を基に、締結ボルトにより組み込みます。

・部材のサイズとしては最大長さが11m程度、重さが1.2t、巾が約2.9mあり

通常の集成材と比較してサイズ、重さともに大きいため注意して搬入計画を行いました。

 

〇現場対応の状況、様子

・現場施工された木・鋼ハイブリッド材の継ぎ手部分をカバー材で

幅、厚みを合わせながら被覆します。

・建方精度に合わせての取付けとなるため、

全ての箇所(800箇所程度)で採寸をおこない、加工、取付けします。

 

・上部では木根太(天井下地も兼ねたもの)を専用金物で取付し、

ラグスクリューボルトにより屋根合板を取付します。

・猛暑のなか、高所で屋根勾配が5寸(約26°)と厳しい体勢での作業が続きました。

 

〇現場周辺の様子

現場に隣接して「とちのきファミリーランド」という遊園地があり、

時々響く嬉々とした声を聴きながらの作業でした。

 

〇苦労したこと

・梅雨時期の作業のため、材料の水垢への対処

・猛暑による熱中症への入念な予防対策、

・高所作業のため作業場所への昇降

と、過酷な環境での作業となりましたが、

なんとか協力会社と連携して対応を終えることができました。

 

〇最後に

木・鋼ハイブリッド材は耐火要件としての性能を確保するとともに、

木の質感を出せる構造として注目されており、

本物件で経験したことを今後の物件にも生かしていきたいと思います。

 

岩手県大槌町:木・鋼ハイブリット部材の対応を進めております。

岩手県大槌町にて整備が進められている

赤浜地区公民館・復興まちづくり支援施設建設工事に採用された

木・鋼ハイブリット部材の製造、加工、組み込みの対応を行っております。

 

<組込前>

 

<組込後>

 

昨年は木・鋼ハイブリット部材の採用物件として、

JR高輪ゲートウェイ駅、栃木新武道館メイン武道場の対応を行いましたが、

今年も復興地域や都市部にていくつかの物件が予定されております。

 

今月11日で震災から8年が経過しましたが、

復興整備はまだまだこれからの地域も多く残っています。

復興に向けた一助となるよう引き続き木造施設造りのサポートを行って参ります。

 

宮城県大崎市で整備される市営パークゴルフ場の対応を行っております。

宮城県大崎市で整備が進む三本木パークゴルフ場クラブハウス新築工事において

木工事やプレカットの対応事業者様と連携しながら、

材料の製造・加工の対応を進めております。

 

大判パネルまで対応できる3種類のNC加工機を用いながら

集成材の製造・加工以外にも、壁となるCLTパネルの加工や

張弦梁に用いられているLVLや一般製材の加工など、

大小様々なサイズの部材の多様な加工形状への対応を行っております。

 

<CLTパネル加工>

 

<一般製材品加工>

 

NC加工後は、後加工が必要な部材については大工さんが手加工を行い、

その後、加工図面を確認しながら、部材一つ一つの加工形状や合番の確認を行い、

必要に応じて養生塗装などを行います。

 

 

本部材については、地組後の搬出となるため、

工場内で張弦梁の組み込みまで行いました。

 

 

まもなく製品検査、その後出荷を迎えますので、

最終確認を丁寧に行って参りたいと存じます。

 

造作材:山形県高畠町の町立図書館への製品加工を行っております。

山形県高畠町では、町産杉1,400㎥を使用した町立新図書館の建設が進んでおり、

当社では館内のルーバー材や合わせて改修が進んでいる屋内遊戯場の造作・家具材の

製品加工に関わらせていただいております。

 

1月29日(火)日刊木材新聞

 

当社では造作用集成材製造のための専用ライン・設備を設けており、

製品サイズ、加工、仕上げ方法など受注内容に応じて体制を組み、

製品の生産を行っております。

今回は、ボールプールとして使用される湾曲材などの製作を行いました。

 

 

本プロジェクトは、納期を遵守しながら地元産木材をフルに活用するため、

木材調達と建築を分離発注する新たな取り組みを行ったそうですが、

こういったケースをモデルして、

公共建築の木造化、木質化が益々進んでいくことを期待したいと存じます。

 

いわき市:水産研究拠点整備事業の工事を行っております。

いわき市で建設が進む、水産研究拠点整備事業の工事に乗り込んで参りました。

本施設は、福島県の水産業の復興に向けて、

漁業資源を管理するための次世代技術や県産水産物の安全性の確保に向けた技術の開発を

福島県が国や大学、国立研究開発法人などと連携して取り組んでいくものです。

 

当社では放射能研究棟の木造小屋組み部分の材料製造と工事

を担当させていただきました。

 

 

スギを用いた大梁は、断面250×700mmの長さ約12Mの材料で

大断面集成材ゆえの迫力が感じられる部材に仕上がっております。

 

 

小屋組の工事は大方完了いたしましたが、

一部、仕上げとして耐火被覆の作業を次週進めてまいります。

 

大判CLTを利用した民間企業社員寮の加工レポートを掲載致します。

当社にて大判CLTパネルの加工対応をさせていただいた

民間企業社員寮が昨年末に竣工を迎えました。

 

2019年1月9 日(水) 日刊木材新聞

 

本物件では、昨年当社で新たに設備導入したユニチーム社のExtraを利用して

巾2M超、長さ10M超の大判CLTパネルの加工を行いました。

加工図を担当者したNより、加工レポートを掲載させていただきます。


○自己紹介

製造部生産管理課NCチーム 入社4年目のNです。

普段の業務では、技術部工事課作成の施工図を基に、

NC機械加工用データと加工図の作成を担当しています。

 

 

○対応した物件の特徴

壁、床、階段にCLTを使用した建物で、

2階部分が大きくはね出す特徴的なデザインとなっています。

 

 

また、床面に最大で

厚210mm×巾2,350mm×長10,120mm(5層7プライ)のCLTを使用しています。

構造体であるCLTを内外部現しで仕上げ、

どこにいても木の温かみを感じることができます。

 

○加工の状況、様子

壁パネル、踏板(階段)をUltra、大判の床パネルをExtraで加工しました。

Extraで加工した床パネルは、過去物件の中でも最大サイズに匹敵する大きさでした。

工場の面積を最大限に活用し、基本的には2人一組で材料移動と反転を行いました。

 

 

階段に絡む床パネルは、とても細かく複雑な加工でしたが、

機械オペレーターと当社大工の経験・ノウハウを結集し、

問題なく加工を進めることができました。

また、Ultraで加工した壁パネルに関しては、加工形状の打合せを何度も行い、

二次加工なくNC機械のみでの加工完了を実現しています。

 

○苦労したこと

通常、施工まで対応する場合には詳細な施工図を基にしていますが、

本物件では、設計図面を基にデータと加工図の作成をしました。

そのため納まりを表現するための確認作業に時間を要し、

3D加工図面を纏め上げるのに苦労しました。

さらに、主担当として顧客内での打合せを初めて経験し、緊張感のある日々でしたが、

周りのサポートのおかげで、無事に作業を終えることができました。

 

※壁、床、階段のCLTパネル(3D CAD図面)

 

○現場見学会に出席させていただいての印象

パネル施工中と完成直前に2度現場見学会に参加させていただきました。

 

CLTのメリットとして良く聞かれますが、

パネル施工中の見学会では、壁パネルが実際に建て込まれる様子を

目にすることができ、とても早いなと感じました。

現場の工程は予定通りに進んでいたので、

担当した加工に問題がなかったのだと安心しました。

 

数か月後の建物見学会では、完成間近の様子を見学することができ

2階のはね出し部分は、迫力があり、印象深い建物となっていました。

図面やCADデータ上でしか見れていなかった納まりも、

実際に自分の目で確認して理解を深めることができました。

今回の経験を次の物件に生かして参りたいと思います。

 

2019年の第一弾乗込み物件:新地町交流センター新築工事

1月8日より、2019年第一弾の乗り込み物件として、

福島県北東端に位置する新地町が整備を行う

新地町交流センターの現場施工を行って参りました。

 

 

構造は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造と木造の混構造、

延床面積1,827㎡の2階建てで

町民の文化交流活動の新たな拠点として

音楽や演劇、文化活動の発表等ができる多目的ホール等を備えております。

 

 

現場では、鉄骨柱への集成材梁の取付、梁上部鉄骨の取付、

ブロック材・カバー材の取付、埋め木、クリーニング作業等を行い、

今週予定通り当社の対応を完了致しました。

 

 

予定通りに工事が完了し、

新地駅周辺の交流とにぎわいを創出する施設となることを期待したいと存じます。

 

小高区復興拠点施設の施工レポートを掲載します。

本年7~10月に当社が現場対応しておりました小高区復興拠点施設ですが、

先月その名称が「小高交流センター」に決定致しました。

 

来年一月予定のオープンを控え、

現場を担当した当社工事の渡部より、施工レポートをお送り致します。


○自己紹介

本物件を担当致しました、技術部工事課、中途入社3年目の渡部 亮です。

 

※本物件の製品検査時の写真です。

 

 

○物件の特徴

今回当社では、既存の建物を含む全6棟のうち、

北1棟、北2棟、北3棟、南1棟、南2棟の計5棟の

軸組・屋根フレーム工事に携わりました。

 

 

南2棟は、米松集成材を使用した金物工法による建物です。

 

 

北1棟は、杉の上弦材・下弦材・束柱と、

鋼製ブレースで構成された、トラス構造の建物です。

上弦材・下弦材は合わせ梁で、間に接合金物を挟み込み、

地上で地組を行ってから1フレームずつ取付けていきました。

フレームの全長は約13mで、全29フレームあります。

 

 

今回メインとなったのが、北2棟、北3棟、南1棟の屋根フレームです。

斗栱(ときょう)と言われる組み方を行い、

全5段で形成された屋根フレームを1段ずつ取付けていきました。

 

 

○大変だったところ、苦労したところ

斗栱梁が、材料1本ずつ、等間隔に1段ずつ組み上げていかなければいけない為、

材料のピース数も多く、部材や段数毎に留め付ける構造用ビスの長さや

種類、本数が違っているので、間違えずに取付けていくのに苦労しました。

 

 

○現場周辺の様子

北側には小高区役所や消防署、南側には駅前通りがあり、多くの店舗があります。

周辺でも「小高ストア」や新しい建物が出来ており、

復興・地域活性で賑いを見せはじめている様に感じました。

今回携わりました復興施設も、お子様が遊べる広場や、カフェ・店舗などもありますので、

相馬野馬追などで小高にお立ち寄りの際は、足を運んでみてください。

 

※施工中の遊び場、カフェ・店舗などを掲載します。

 

耐火集成材を用いた東京都内の神社施設が竣工です。

耐火集成材の製造・加工、一部の現場作業にて当社も関わらせていただいた

東京都内の神田明神文化交流館「EDOCCO」が竣工となり、本日オープンを迎えます。

12月13日(木)の木材新聞1面にも掲載いただきました。

 

12月13日(木)日刊木材新聞1面

 

鉄骨との混構造による耐火建築物であり、

2~3階の境内に面した部分に構造材として用いられている

耐火集成材を外からも目にすることができます。

 

年末・年始と様々なイベントが催されているようですので、

お近くに足を運んだ際や初詣などぜひ足を運んでいただければと存じます。

 

 

 

 

「高輪ゲートウェイ」:当社が対応した新たなJR山手線の駅名が決定致しました。

当社が昨年~今年にかけて対応をさせていただきました

JR山手線内に新たに設置される駅の名前が「高輪ゲートウェイ」に決定しました。

 

これまでは、「品川新駅」としてご案内させていただいておりましたが、

今後は「高輪ゲートウェイ駅」となり、

山手線の駅名のうち、初めてカタカナが含まれることになります。

 

当社でも先月、一部の木・鋼ハイブリット部材の仕上げ作業にて建設現場に伺ってまいりました。

 

 

膜や木といった日本的な素材を活用して障子をイメージした

開放的な大屋根の工事はほとんど完了しており近隣から目にすることができますが、

内部の工事は2020年の暫定開業に向けて、引き続き行われています。

 

「品川開発プロジェクト」の名の下、駅周辺含めた大規模な再開発が計画されており、

今後の工事の進展が非常に楽しみなエリアです。