対応中物件情報

年度末:当社が関わった複数の施設が竣工,オープンを迎えております。

年度末を迎え、今年度関わった複数の施設が竣工,オープンを迎えました。

公共建築から民間物件まで、様々な用途の施設に関わらせていただきました。

 

■道の駅なみえ

当社が関わせていただいた地場産販売施設が3/20にオープンし、グランドオープンとなりました。

メインの施設は一般製材が中心、地場産販売施設には一部集成材を用いた施設になっております。

 

■JA福島さくら農産物直売施設「あぐりあ」

複雑な屋根形状の木造耐火建築物の施設で、3/16にオープン致しました。

多様な樹種、断面、形状の集成材を適材適所で活用しております。

 

■東松島市複合施設「いろどりの丘」

医療、交流、商業施設としての複合施設で、3~4月に順次、各施設がオープン致します。

一般製材、集成材のスギを多用した木質感あふれる施設になっております。

 

 

■福島県立医科大学 保健科学部

来年度4月より新たに開設する福島県立医科大学の施設です。

木製マリオンを用い、都市部のビル形状の施設への木造・木質化を実現しております。

構造材と内装材の一部を対応させていただきました。

 

街中の身近な施設、目につく木造施設が増えてきたことと感じます。

木を扱うシステムメーカーとして、

引き続き木造・木質化の推進を支援して参りたいと存じます。

 

680mm正角の集成柱を用いた物件への出荷が完了しました。

昨年末より対応して参りました

680mm角正角材の集成材柱を用いた物件への出荷が完了しました。

 

 

部材が大きいうえに数百㎥のボリュームということで

・二次接着

・部材の仕上げ削り

・超大断面材プレカット

 

などの製作上の工夫や緻密な工程管理が必要でありましたが、

現場工程に合わせて納めることができました。

 

新設したメガプレス、CNC加工機(プレカット機)を

活用しながら引き続き非住宅部材への対応能力を高めて参ります。

 

今年も多くの木造こども園、福祉施設の施工が進んでおります。

今年も民間施設も含めて多くの木造のこども園、福祉施設が計画され、

当社でもプレカット、現場施工の対応を進めております。

 

在来工法や既製金物を中心としながらも、

磨き丸太や集成材丸太を用いたり、架構に特徴のあるトラス梁を組んだもの、

また多角形・円形状の施設など、非常に多様な木造施設となっております。

 

 

工場プレカットでは、当社ではフンデガー加工機を中心に、

役物部材については大工の手加工と並行して対応を進めております。

 

 

加工精度とともに、生産効率も求められてきておりますが、

あらゆる木造施設をカタチにすべく、生産技術の研鑽に努めて参ります。

 

昨年末より大断面の集成材を多く出荷しております。

昨年末から年初にかけて集成材の中でもいわゆる「大断面」部材として、

梁せい1M前後、長さ10M超の部材、

また断面の短辺が300mmを超える二次接着部材が多く、

拡張工事を終えたメガプレスも毎日フル稼働の状況であります。

 

 

大断面集成材は、長尺で断面が大きく重量物ゆえの取り扱い対応も必要ではありますが、

現場施工においては、接合箇所も少なく、非常にシンプルに大空間を作り出すことが可能です。

 

 

引き続き適材適所での木質部材の活用を進めて参りたいと存じます。

 

民間の木造耐火建築物の施工を行いました。

民間の木造耐火建築物として建設される大規模施設の施工を行いました。

特殊な屋根形状が特徴の物件で3DCAD図面を駆使し勾配・納まりを確認しながら、

各部材の加工を進めました。

 

 

また見えがかりとなる柱に集成材丸柱を用いたり、

むくりを入れた長尺集成梁の製作を行ったりと特殊加工を加えた対応を行いました。

 

 

こういった施設を通して、民間の木造での施設づくりが

益々増えてくることを期待と存じます。

 

木造で建設される屋内遊戯場の施工を行いました。

相双地域で新築される子供向け屋内遊び場の施工を行いました。

建屋中央部のメインの柱には420角の大断面集成材が使われており、

また柱、梁の接合部には、昨年評定を取得したGIR接合を靭性型に改良した

GTR構法を採用いただいております。

 

柱、梁のGTR構法部分は地組後、建て方を行い

 

柱についても金物、方立を取り付け後、建て込みを行いました。

 

施設完成後も、大断面集成材に触れることができる施設となっており、

大断面集成材の魅力が一般の方にも伝わる機会になればと存じます。

 

浪江町FLAM事業における木造の事務所棟、倉庫棟の建設が進んでおります。

2021年度の稼働開始を予定している浪江町FLAM事業の新工場建設において

現在、木造の事務所棟、倉庫棟の建設が進んでおります。

いずれも大断面集成材を活かし、接合箇所を最小限にした中で

事務所棟内部の大会議室や、

倉庫棟はスパン20Mを超える無柱空間を実現しております。

 

<事務所棟>

 

<倉庫棟>

 

既に建屋が完成している集成材棟内では機械の設置作業も始まりました。(※既報)

浪江町で計画された新たな大断面集成材工場の建設が進んでおります。

新たな生産システムを構築し、雇用の場の確保しながら

被災地域の再生復興、地域活性化に貢献していければと思います。

 

浪江町で計画された新たな大断面集成材工場の建設が進んでおります。

浪江町で計画された新たな大断面集成材工場の建設が進んでおります。

本事業は、「福島高度集成材製造センター(FLAM)」として、

浪江町の棚塩産業団地内にて整備が進められているものです。

福島イノベーション・コースト構想に基づく農林水産プロジェクトとして、

福島県産木材の需要を拡大し、林業を再生することを目的に、

非住宅向けの大断面集成材を中心とした集成材製造・加工施設が計画されております。

 

メインの60M×240Mの大規模集成材工場は大方建屋完成となりました。

 

原木から集成材までの一貫生産工場ということで、

今後も複数の工場・倉庫などの建設が予定されていますが、

大断面集成材を活かした木造施設として建設が進んで参ります。

 

事業運営者の立場として、本事業による魅力ある木材産業の構築を通して

被災地域の活性化や復興に最大限貢献して参りたいと存じます。

 

福島県立医大に新設される学部棟の工事対応を進めております。

2021年4月より福島県立医大に新設される保健科学部新築工事における

構造材及び内部造作材の工事対応を進めております。

 

本施設は、主要構造部は鉄骨造でありますが、

木製のカーテンウォール(一部構造体)や内部の造作に木部材が活用されており、

福島駅前に立地する9層のビル形状でありながら、

あたたかみのある内部空間を実現しております。

 

 

工事の状況は、福島県のホームページ上でも掲載されています。

https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41065c/hokenkagaku.html

 

こういった施設造りを通して、

今後も福島の中心部、街中で木造・木質化された施設が増えていくことを期待したいと存じます。

 

木造で建設された民間のPR施設が竣工、まもなくオープンです。

県内で工事が進んでおりました民間のPR施設が先日竣工し、まもなくオープンを迎えます。

 

複数の屋根勾配からなる大屋根形状のため隅木・谷木が多いため

非常に加工難易度が高い物件でありましたが、

CNC加工機の特徴をフルに生かした対応と、

協力いただいた関係者のお蔭で何とか工事を終えることができました。

改めてご協力いただいた方々に感謝申し上げます。

 

 

地域に寄り添う施設として、事業者や地域の活性化に貢献できることを願うとともに、

木造化の魅力発信に繋がることができればと存じます。