本年は、新型コロナウィルスの影響により発生した
ウッドショックが当業界を騒がせた1年でありましたが
都市のビル形状の物件への対応や開発事業に積極的に取り組んだ年でありました。
・ビル形状の施設への超大断面集成材についての量的な対応
・耐火性能有した、また木により補剛された木・鋼ハイブリット部材等の特殊部材の製作
・国産材を活かした大型の高強度集成材の開発、
耐火建築物における接合部実証、CLTの設計・部材性能実証
・昨年、性能評定を取得した新型GIRを用いた大規模木造施設の施工
また、10月に施行された新たな木材利用促進法
「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における⽊材の利⽤の促進に関する法律」
により、これまで以上に民間の木造建築が進むための法整備がされました。
カーボンニュートラル、SDGs意識の高まりと相まって、
地球規模での課題解決に向け木造木質化が加速することを期待したいと思います。
来年度は、工事の遅れや新型コロナウィルスの影響で遅れていた
浪江町FLAM工場の事業がスタートします。
新たな生産体制を確立するとともに地域の木材を活かした、
未来へ繋げるための木造化推進の取組みを行って参ります。
来年度も変わらぬご愛顧を何卒宜しくお願い申し上げます。
