老朽化した公共施設の建て替えとして
いくつかの施設を一つに集約した複合施設として計画されている建物の
屋根木梁トラス部材の加工対応を進めております。
本物件は、RC造、S造、一部木造の混構造で計画されておりますが、
スギやヒノキの一般製材でトラス組された木梁を屋根に用いており、
上弦材、下弦材、束材、母屋、飼木など
数十ピースで一つのトラス部材が構成されています。
そのため部材のピース数は10,000ピースを超え、また細かな部材加工,加工数も多いため
NC加工と大工による手加工を併用して特別シフト体制で対応を進めております。
また本物件では、当社工場内で事前に地組
および現場ではモックアップを製作し試験を行いながら,一つ一つ対応を進めております
製品検査を終え、今月より現場への出荷を開始しておりますが、
加工精度や出荷品目に最新の注意を払いながら、対応を進めて参りたいと存じます。