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靭性型に改良したGIR接合の評定を取得致しました。

当社では、中大規模木造建築市場の更なる普及拡大に向けて、

国内で20 年以上の実績をもつ 「グルード・イン・ロッド(GIR)接合」において、

『より接合効率が高く、実用性のある高靱性型の新たな木造接合システム』 を開発し、

日本建築センター構造評定を取得しました。

 

靭性型GIR接合のご案内

 

GIR 接合は、

・接合具が木材に隠ぺいされ露出せず意匠的にも優れている

・高剛性高耐力

・ガタがなく納まりがシンプル

など多くのメリットを持つ優れた接合工法でありますが、

この度GIR 接合に用いるロッドの開発、及び設計手法の確立を行い、

従来のGIR 接合を発展させた高い靭性を確保した構法を実現致しました。

 

先日対応させていただいた

北海道白老町で工事が進む北海道種鶏農場6次化複合施設(マザーズ+(プラス))

にて初めてご採用いただいております。

 

当社では 、今後「GTR(Glued in Toughness Rod)構法」として、

計画物件への設計支援や販促活動を行って参ります。

 

詳細については当社までお問合せください。

TEL:024-944-7550

MAIL:info@toju.co.jp

 

北海道種鶏農場6次化複合施設にて構造見学会、講演会を実施致しました。

北海道白老町で工事が進む北海道種鶏農場6次化複合施設(マザーズ+(プラス))

において、11月30日(土)に構造見学会、木構造の専門家による講演会を

設計・施工元である竹中工務店様と共催にて実施致しました。

 

 

北海道種鶏農場6次化複合施設(マザーズ+(プラス))は

・木造で約67m×13mの無柱空間を構築した屋根架構

・柱、梁接合部に今年評定取得した靭性型のGIR接合によるラーメン構法採用

・直交集成板CLT(Cross Laminated Timber)採用した床スラブ

など構造体の大部分を木造化した施設です。

 

 

北海道を始め、首都圏からも多くの関係者にご来場いただき、

ご参加いただいた方々とともに議論をしながら、盛況に会を催すことができたことと存じます。

北海道や福島県、及び都市部を含めた全国規模での木造化の動きが

益々進んでいくきっかけになれば幸甚に存じます。

 

見学会の開催にあたり、各種ご協力いただいた皆様、

当日ご来場いただきました皆様、誠に有難うございました。

この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

施工事例を追加掲載致しました。

2018~2019年の施工事例を追加掲載致しました。

従来より木造施設が採用されてきた保育園・幼児移設や福祉関連施設に加え、

民間事務所などでも木造化が採用され始め、

CLT、耐火部材を活用した物件も年に数件関わらせていただける環境になって参りました。

 

・民間企業 事務所

民間企業 事務所

 

・福島県水産海洋研究センター

福島県水産海洋研究センター

 

・認定こども園 ぶどうの木

認定こども園 ぶどうの木

 

・福祉施設 ねむの木苑

ねむの木苑

 

・こども園 ひのおかナーサリー

ひのおかナーサリー

 

・東白川郡森林組合事務所

東白川郡森林組合事務所

 

・木’s保育園

木’s保育園

 

・民間企業 社員寮

民間企業 社員寮

 

写真撮影へのご協力、また写真のご提供をいただいた皆様誠に有難うございました。

この場を借りて御礼申し上げます。

 

大阪府内の市立図書館の木ルーバー工事を進めております。

大阪府内の市立図書館において木ルーバー工事を進めております。

都市部の建築物木質化として天井面に

スギを用いたルーバー材がふんだんに活用されています。

 

 

都市部ということで4t車に積載できる部材を中心に製造・運搬を行い、

現場でルーバー組を行いました。

またルーバー材の加工にあたっては、切削用の治具を専用に製作をし、

大工作業を中心として2000本を超える部材の製作を行いました。

 

 

都市部の木質化・木造化が進むような工夫、取り組みを

引き続き継続して参りたいと存じます。

 

北海道の民間観光牧場の工事が進んでおります。

北海道の自然豊かな計画地にて、民間観光牧場の新築工事が進んでおります。

大断面集成材を用いたシンプルな木架構により67×13Mの無柱大空間を構築しており、

さらにCLTを床スラブに採用し、構造体の大部分を木造化した施設となっております。

 

10月下旬より現場に乗り込み木フレーム工事を進めております。

大断面集成材フレームが現しとなるため、

意匠性に優れたGIR接合を採用いただいており、

地組を行ってから建て込み作業を行っております。

 

<地組>

 

<吊り上げ>

 

<木軸フレーム>

 

寒さが厳しくなり冬も近づいてきているため、

引き続き順調に工事が進むよう対応を進めて参りたいと存じます。

 

造作用湾曲集成材などを納めた屋内遊戯場の写真を掲載しました。

今年初めに当社も関わらせていただいた

山形県高畠町の子供の屋内遊戯場の写真を掲載させていただきました。

本物件は構造用フレームではなく、子供向けおもちゃなど

造作用集成材の製作にて関わらせていただきました。

 

高畠町屋内遊戯場 もっくる

 

福島県内でも多くの屋内遊戯場が建設されておりますが、

こういった木を身近に触れることができる施設が益々増えていくよう、

子供が喜ぶ施設造りに取り組んでいきたいと存じます。

 

【続報】台風19号の影響について 

この度の台風19号の影響による水害被害により、

お取引各社の皆様には多大なご心配をお掛けした上、

多くの皆様からお見舞いや励ましのお言葉、物資の供給、様々な形でのご支援

をいただいておりますこと、心より厚く御礼申し上げます。

 

皆様からのご支援を胸に、社員一丸となって復旧作業にあたってきた甲斐もあり

電気、ネットワーク関連については被災翌日の早期復旧が実現でき、

事務所機能としては通常通りの業務に戻っております。

 

工場内も一通りの片付け・整理が完了し、

材料・資材の移動、一部製品の加工作業を行えるようになっております。

残る製造設備・生産ラインにつきましては、11月中の完全復旧を目指し、

引き続き努力して参りたいと存じます。

 

皆様の御恩に報いるべく、社員一同より一層頑張って参りますので、

今後とも変わらぬご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

 

当社工場内も秋の繁忙期を迎えております。

当社工場内も秋の繁忙期を迎えております。

ネジクランプのプレス、湾曲プレス、油圧プレス、二次接着メガプレス

など当社のプレス設備をフル活用しての生産が続いております。

 

 

 

この時期は毎年のことでありますが、

NC加工、建て方とのスケジュール調整しながら、

現場優先の対応を心がけて参ります。

 

東京都内で工事が進んでいる総合体育館の対応を進めて参ります。

東京都の中野区で工事が進む中野区立総合体育館の新築工事

について先月の木材新聞にて取り上げていただきました。

 

2019年8月16日(金)日刊木材新聞

 

本物件は、来年の東京オリンピック・パラリンピックにて

公式練習会場として使用される予定になっており急ピッチで工事が進められております。

 

屋根形状がH鋼と杉120mm角の集成材を用いた

方杖付き片持ちトラス+張弦梁架構となっており、

基本的に現場合わせを中心とした加工・施工を行う予定です。

 

非常に精度が求められる部材加工となりますので、

細心の注意を払って対応を行って参りたいと存じます。

 

当社の施工事例写真を追加掲載しました。

昨年~今年に竣工を迎えた当社の施工物件について

写真のご提供または写真撮影のご許可をいただいたものを施工事例に掲載しました。

 

・総合スポーツゾーン新武道館

総合スポーツゾーン新武道館

・小高交流センター

小高交流センター

・三保の松原ビジターセンター みほしるべ

三保の松原ビジターセンター みほしるべ

・会津ICTオフィス スマートシティAiCT 交流棟

会津ICTオフィス 「スマートシティ AiCT」交流棟

 

いずれの施設も集成材の力強さや木材が与えてくれるやすらぎ

を感じることができる仕上がりになっております。

本物件に関わらせていただいたこと、大変光栄に存じます。

ご関係者の皆様、誠に有難うございました。