最新情報

ZEB化モデル事業の庁舎改築工事への対応を進めております。

環境省の補助事業を活用して須賀川土木事務所の改築をモデルとする

ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化工事が着手されました。

本物件は、RC造(1階)+木造(2階)、CLTを屋根に用いた建物で

ZEB技術を積極的に取り入れ、一次エネルギー消費量の90%削減を実現する設計とし、

庁舎として東北初の「Nearly ZEB」認証を目指すそうです。

 

当社は県産材を用いた集成材、CLTの加工や

木フレーム、屋根工事を担当致します。

 

 

県のホームページや建設新聞などで取り上げていましたので、

合わせてご確認いただければと存じます。

 

●福島県ホームぺージ

https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41065c/sukagawadobokuzimushozebka.html

 

●建設新聞 9月3日(火)

2019年9月3日(火)建設新聞

 

製品検査を終え、9月下旬より現場乗り込み予定ですので、

最終の検査、検品に留意して参りたいと存じます。

 

木造化のための補助が継続的に公募されております。

今年度の木造化のための各種補助が、

引き続き第2回、第3回といった形で公募されています。

 

改めて一部の補助事業の概要を以下にお知らせさせていただきます。

 

■国土交通省事業:サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)

補助対象者:必要要件を満たして事業を行う者

対象施設:木造化の推進に向けたモデル性、先導性が高いプロジェクト

補助対象経費:先導的な木造化に掛かる設計計画費、建設工事費、設備費、技術検証・普及啓発に係る費用の一部

補助上限額:5億円

事業実施期間:令和1年度~令和4年度

 

■環境省事業:「木材利用による業務用施設の断熱性能効果検証事業」

補助対象者:CLT等建築物を所有する法人、地方公共団体等

対象施設:CLT等を活用する非住宅建築物の全般

補助対象経費:設計費、CLT等の材料費や工事費、設備費、実証に係る計測費等

補助率 :66.6%  (上限額:5億円)

事業実施期間:令和1年度~令和2年度

 

■林野庁事業:「JAS構造材利用拡大事業」

補助対象者:JAS構造材を活用する工務店、ゼネコンなどの施工業者

また施工業者と連名で事業を行う設計事務所、木材流通業者、製材業者

対象施設:民間の非住宅建築物

補助対象経費:JAS構造材とその他の林産物JASの一部材料費(加工費、運搬費含む)

・JAS構造材 = 機械等級製材、2×4製材、CLT

・林産物JAS = JAS構造材に加え、集成材、LVL、構造用パネル、合板、フローリング、接着重ね材・合せ材

補助上限額 :

・「1~3階」かつ「床面積1,000m2未満」の場合:¥1500万

・「4階以上」または「床面積1,000m2以上」の場合:¥3000万

事業実施期間:令和1年度

当社はJAS構造材利用拡大事業における活用宣言事業者です。

 

当社にて補助事業の資料提出に関する支援が可能です。

補助を活用しコストを抑えた形で木造化を検討されたい方は、

当社まで何なりとご連絡いただければと存じます。

 

湾曲材の製造・加工の対応を行っております。

8-9月は、多くの湾曲材の製造・加工依頼を受けており、順次対応を行っております。

 

 

当社は特殊部材への対応を得意としておりますが、

特に湾曲材の製造・加工は、年間通して全国から依頼を受けております。

 

自社独自のプレス架台にて、ご依頼のサイズ、曲率に応じて

その都度プレス架台を溶接し設置しているため、あらゆる曲率への対応が可能であり、

梁成1Mを超えるまた長さ10Mを超える湾曲材でも製造・加工が可能となっております。

 

 

また加工についても従来は大工の手加工での対応でありましたが、

4年前に大断面NC加工機を導入後は、高い精度で機械加工が可能となりました。

 

 

 

今後もご要望の特殊材への対応を実現できるよう、

製造・加工の技術を高めて参りたいと存じます。

 

お盆期間の休業

誠に勝手ながら、お盆期間の

8/11(日)~8/16(金)はお休みとさせていただきます。

8月17日(土)より通常営業致します。

ご不便をお掛け致しますが、ご理解の程何卒宜しく致します。

 

 

福島県内の原木伐採現場の見学を行いました。

福島県は森林面積が県土の7割を占め、全国4位の森林資源を有しております。

スギが最も多く生育しておりますが、

南会津地域ではカラマツの生産も盛んであり、

スギ、カラマツ共に比較的強度の高い材を調達することが可能です。

 

この度は県内の原木素材生産に関わる事業者のご協力で

カラマツ原木伐採現場の見学を行わせていただきました。

 

 

・列状伐採や点状伐採などいくつかの伐採方法

・ハーベスタなど林業機械による伐採状況

・原木生産における現状の課題

などを直に見て、話を伺うことができ、

通常業務の中では知りえない情報を得ることができました。

 

自然の恵みである木材を扱う企業として、

多角的な視点から林業・木材産業を捉え、

木造建築の発展に向けた取り組みを継続して参りたいと存じます。

 

岩手県の民間事務所建設の対応に乗り込みました。

7月中旬、岩手県の民間事業者の事務所建設の現場に乗り込みました。

 

 

集成材、一般材、一部壁にCLTが用いられている物件で、

当社では土台、木フレーム、母屋、CLT、合板張りなど対応致しました。

 

 

当社でも民間事務所利用などを想定し、

金物が見えない工法の評定を取得しておりますが

民間物件の木造化が益々進むことを期待と思います。

 

これから8月以降は当社も毎年の繁忙期に入って参ります。

工程管理、人員管理、安全管理等徹底して対応を進めて参りたいと存じます。

 

7月は林業・建築関連また多くの学生の皆様が工場見学に来社しております。

7月は林業関連及び建築関連の民間、自治体の団体様、

また大学生、高校生の皆様に工場見学にご来社いただいております。

 

 

都市部の木造化を中心に木造ブームの機運が高まっておりますが、

これまで非住宅の大型木造建築には携わっていなかった皆様が

木質部材やその製造・加工工程に興味を持ち、

これまで特殊産業であった分野が拡大していくことを大変嬉しく存じます。

 

また高校3年生や大学生の皆様は、就職に向け現場を知りたいとのことで

毎年夏休みを利用して工場見学の依頼が入ってきておりますが、

木材、木造に興味・知識を持った学生が多く、我々も関心させられているところです。

 

今後も新しい知恵、若い力を源に

大規模木造建築が更に活性化するよう取り組みを行って参りたいと存じます。

 

木材活用コンクール最優秀賞:大船渡消防署住田分署

第22回木材活用コンクールにおいて、

当社も関わらせていただいた「大船渡消防署住田分署」が

最優秀賞/農林水産大臣賞をいただきました。

 

2019年7月5日(金)日刊木材新聞

 

本物件に関わらせていただいたことを誠に光栄に存じます。

伝統的な貫構法を現代木造として活用した点が高く評価されたとのこと、

今後も益々多様化する木造建築について新たなカタチを皆様と共に創って参りたいと存じます。

 

 

大船渡消防署住田分署

当社所在の福島県郡山市が「SDGs未来都市」に選定されました。

当社が事業所を構える福島県郡山市が

この度福島県内初の「SDGs未来都市」に選定されました。

 

2019年7月2日(火)福島民報「郡山市SDGs都市に」

 

SDGsは、2015年国連サミットで採択された2030年までの開発目標で、

世界が抱える問題を解決し、持続可能な社会を作ることを目的としています。

17のゴールと169のターゲットが定められていますが、

当社が生業とする木材利活用の促進、木造施設造りが関係する領域は、

直接的にイメージされる

目標11 住み続けられるまちづくり(都市)

目標13 気候変動に具体的な対策を(気候変動)

目標15 陸の豊かさも守ろう(陸の資源・森林、林業)

に関する項目だけでなくその他複数の項目に跨っており、

現在、世界規模で進められている多様な木造化ブームは

SDGsでの取り組みに密接に関わっていると考えております。

 

SDGs未来都市となった郡山市の取り組みと合わせて、

改めて当社としても木材利活用を推進するための

積極的な取り組みを行って参ります。

 

 

 

 

 

 

民間物件の木材の活用、木造化が進んでおります。

今年も徐々に公共建築物の入札案件が動き始め、

当社工場の製造量が増加して参りましたが、

民間からのご依頼、特に資材単価が高騰する鉄骨造から木造化への切り替え

のご相談が増えてきております。

 

そのような中、現在当社では民間のリゾート開発に関わる物件の対応を進めております。

 

 

こういった流れから木に関して非常に関心が高まっている

ということを改めて直に感じるとともに、

 

・SDGsを始めとした世界規模での環境への配慮

・今月、政府が定めたバイオ戦略2019の中でも木造の大型建築の推進が謳われている

・都市部での10階建て規模で複数の中層ビルの計画が動いている

 

ことなど、今後も木材活用に関するご相談が増えていくことが予想され、

当社としても木造化に関するメリットや意義を継続的に発信していければと存じます。

 

木質化、木造化についてお困りのこと、また新たに検討をしたいなど

様々な観点でのご相談に対応させていただきますので何なりと当社までご連絡ください。

 

TEL:024-944-7550

MAIL:info@toju.co.jp