2021年5月末、浪江町FLAM製材工場の建屋建設が完了し、
国産材の製材システムとして導入を進めてきた
キャンターシステムの設置が完了しました。
国産のスギやカラマツを中心としたラミナ生産機として
径40cm以上の原木を取り扱いながら、
非住宅向け巾250を超えるサイズまでラミナ製材が可能な設備です。
国産材、大径木の更なる活用に向け、本機械を最大限に活かして参ります。
2021年5月末、浪江町FLAM製材工場の建屋建設が完了し、
国産材の製材システムとして導入を進めてきた
キャンターシステムの設置が完了しました。
国産のスギやカラマツを中心としたラミナ生産機として
径40cm以上の原木を取り扱いながら、
非住宅向け巾250を超えるサイズまでラミナ製材が可能な設備です。
国産材、大径木の更なる活用に向け、本機械を最大限に活かして参ります。
当社が一昨年に評定を取得した
靭性型GIR接合を採用いただいた物件の部材製作を進めています。
当初、RCで計画された物件でありましたが、
本構法を採用いただいた上での木造化が実現いたしました。
接合部は金物が露出せずにすっきりとしながら、
RC造のような柱・梁の迫力を大断面集成材のフレーム構成で実現し
完成後の内部空間が非常に楽しみな物件になっております。
引き続き続報をお送りできればと存じます。
5月15日の日刊木材新聞にて、FLAM集成材工場をご紹介いただきました。
・県産材を中心とした原木からの一貫生産体制
・大断面を中心とした受注生産体制での量産化
・広い組立場・ストックヤードを活かした付加価値製品の生産
を実現する工場として、引き続き整備を進めて参ります。
2021年5月の林業福島にて、
創業以来変わらない当社の地域材を活かした地域づくりの取組をご紹介いただきました。
・地域材を活かしたモノづくり
・国産材の新たな需要開発
・持続可能な地域づくり
etc…
これまでの地域材利活用の技術と創業者の信念を基に
新たな生産システムの確立、設備導入を通じて
復興地域や県内の林業活性化に貢献して参ります。
毎年恒例の木造の施設見学を中心とした社内研修会。
今年は県内、浜通りの復興地域を中心にここ最近で整備された施設見学を実施致しました。
・浪江FLAM工場
・なみえ道の駅
・小高こどもの遊び場
・小高交流センター
・原子力災害伝承館
各部署がそれぞれの立場で関わった物件を実際に見学し
新たな気づきや注意点を得る機会となりました。
現場からの気づきを基に、
今後も多様な木造施設への対応力を広げて参ります。
4月13日の日刊木材新聞の記事に毎年恒例の集成材特集が組まれ
当社の事業を取り上げていただきました。
・都市部の木造化(中高層木造ビル)への取組
・浪江町FLAM集成材工場との連携
を中心にご紹介いただいております。
非住宅木造プロジェクトへ国産材を中心とした高強度、耐火集成材など
付加価値の高い製品の供給体制をさらに強化して参りたいと存じます。
2021年4月1日、新年度の始まりにあたり、
藤寿産業および浪江町のFLAM事業の運営事業者であるウッドコアでは
新入社員を計4名受け入れました。
激動の世の中でありますが、
県産材の需要拡大と都市部の木造化へ向け、
新たな仲間と共に、生産体制を強化し事業を推進して参ります。
JAS構造材利用拡大事業についての令和3年度 公募が開始されました。
https://www.jas-kouzouzai.jp/jigyou2/
【対象物件】
低層(3階以下)の戸建て住宅を除く建築物で、施主が国以外のもの
https://www.jas-kouzouzai.jp/jigyou2/
【助成対象木材】
JAS構造材(構造用製材、2×4材、中・大断面集成材、構造用LVL、CLT 等)
【助成額】
上限1500万円
※但し、床面積1000㎡以上の建築物は、上限3000万円
【スケジュール】
申請書の提出期限:2021年5月14日(金)まで
当社は平成30年度より活用宣言事業者として登録された事業者であり、
毎年、本事業の活用に向けた情報提供や支援をさせていただいております。
昨年度は応募が殺到し、申請期限前に終了した事業でありますので、
申請にあっての不明点は何なりとご相談ください。
まもなく新年度を迎えるにあたり、
令和3年度の補助事業に関する情報が徐々に掲載されてきています。
先日、サステナブル建築物等先導事業(木造先導型) ※1
「令和3年度木造先導プロジェクトの募集に関する留意点」のご案内がありました。
※1)国土交通省の補助事業であるサステナブル建築物等先導事業(木造先導型)は、
構造・防火面での先導的な設計・施工技術が導入される木造建築物のプロジェクトを公募し、
選定されたプロジェクトについて、建設工事費等に補助する事業です。
https://www.mlit.go.jp/common/001388386.pdf
令和3年度は、事業者から広く提案を募るため、
4月初旬から10月下旬の公募期間を第Ⅰ~第Ⅲ期に分けながら
その期間は継続してプロジェクトが募集される予定となっております。
また特に普及性に優れた施設には、優先枠として、
「普及促進枠」が設けられることになっています。
今年は切れ目なく応募できるということで木造化を計画する際は
是非、念頭においていただければと存じます。
今年度の補助事業情報がアップデートされた際には、
引き続き情報発信に努めて参りたいと存じます。
年度末を迎え、今年度関わった複数の施設が竣工,オープンを迎えました。
公共建築から民間物件まで、様々な用途の施設に関わらせていただきました。
■道の駅なみえ
当社が関わせていただいた地場産販売施設が3/20にオープンし、グランドオープンとなりました。
メインの施設は一般製材が中心、地場産販売施設には一部集成材を用いた施設になっております。
■JA福島さくら農産物直売施設「あぐりあ」
複雑な屋根形状の木造耐火建築物の施設で、3/16にオープン致しました。
多様な樹種、断面、形状の集成材を適材適所で活用しております。
■東松島市複合施設「いろどりの丘」
医療、交流、商業施設としての複合施設で、3~4月に順次、各施設がオープン致します。
一般製材、集成材のスギを多用した木質感あふれる施設になっております。
■福島県立医科大学 保健科学部
来年度4月より新たに開設する福島県立医科大学の施設です。
木製マリオンを用い、都市部のビル形状の施設への木造・木質化を実現しております。
構造材と内装材の一部を対応させていただきました。
街中の身近な施設、目につく木造施設が増えてきたことと感じます。
木を扱うシステムメーカーとして、
引き続き木造・木質化の推進を支援して参りたいと存じます。