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今年も多くの木造こども園、福祉施設の施工が進んでおります。

今年も民間施設も含めて多くの木造のこども園、福祉施設が計画され、

当社でもプレカット、現場施工の対応を進めております。

 

在来工法や既製金物を中心としながらも、

磨き丸太や集成材丸太を用いたり、架構に特徴のあるトラス梁を組んだもの、

また多角形・円形状の施設など、非常に多様な木造施設となっております。

 

 

工場プレカットでは、当社ではフンデガー加工機を中心に、

役物部材については大工の手加工と並行して対応を進めております。

 

 

加工精度とともに、生産効率も求められてきておりますが、

あらゆる木造施設をカタチにすべく、生産技術の研鑽に努めて参ります。

 

昨年末より大断面の集成材を多く出荷しております。

昨年末から年初にかけて集成材の中でもいわゆる「大断面」部材として、

梁せい1M前後、長さ10M超の部材、

また断面の短辺が300mmを超える二次接着部材が多く、

拡張工事を終えたメガプレスも毎日フル稼働の状況であります。

 

 

大断面集成材は、長尺で断面が大きく重量物ゆえの取り扱い対応も必要ではありますが、

現場施工においては、接合箇所も少なく、非常にシンプルに大空間を作り出すことが可能です。

 

 

引き続き適材適所での木質部材の活用を進めて参りたいと存じます。

 

2021年 本年も宜しくお願い申し上げます。

藤寿産業も2021年の営業がスタートしております。

今年は昨年拡張した藤寿産業のメガプレスやCNCプレカット機械に加え、

浪江の新工場稼働に向けた生産体制を強化し、

集成材メーカーとして新たな基盤創りを行う年になります。

 

新年早速ではありますが、日刊木材新聞に当社の「機械化」の取組みを

新年特集号で取り上げていただきました。

 

2021年1月8日 日刊木材新聞 藤寿産業 機械化の取組

 

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

2020年当社の取組み:12/29(火)が本年最終営業日です。

当社の2020年の営業は、本日12月29日(火)を最終営業日とし、

来年は1月6日(水)より営業を開始致します。

 

本年は、未知なる新型コロナウィルスへの対応に奔走しながらも

当社としては昨年の台風被害からの復旧とともに生産体制の再構築・基盤強化、

そして浪江町で始まる新事業に向けた準備と変革の年でありました。

 

・新たなCNC加工機フンデガーRobotDriveとCADシステムの導入

・木造ビルの超大断面部材や複数の耐火集成材の製作を経験

・大型物件への対応強化として二次接着メガプレス26Mへの延長

・GIR接合の開発新構法の物件への折込とスギを活かした高強度集成材の開発

 

またSDGs意識の高まりから、当社としてもSDGs宣言を行うとともに

これまでの地域の木材を活かしたモノづくりと

木造施設・木質空間の新たなカタチへのチャレンジを評価いただき

「こおりやまSDGsアワード」をいただくことができました。

 

来年は浪江の新工場とともに新たな生産体制での事業がスタートします。

都市の木造化、多層木造への対応を通して、

大断面集成材の市場拡大、新市場開拓を目指して参ります。

 

来年度も変わらぬご愛顧を何卒宜しくお願い申し上げます。

 

二次接着用メガプレスを長さ26Mへ拡張工事を行いました。

当社では最大断面1,250mm×1,250mm、長さ16M対応の

2次接着用メガプレスを保有しておりましたが、

今年12月に長さを10M拡張して26Mとなり、対応範囲が拡大しました。

 

 

本プレス機は、計26本の油圧シリンダー1本1本の精微な圧力値管理が可能なため、

長さ方向を分割して、複数の部材の同時接着が可能です。

Ex) 12Mの通し柱を2本同時接着、6Mの梁を4本同時接着 など

 

これにより、大型部材や耐火集成材の生産を安定した品質の中で

さらに短納期化することが可能になります。

 

木造施設の高層化が進み、二次接着を必要とする大断面部材や耐火集成材の必要性が高まる中、

当社は引き続き集成材メーカーとして、生産・加工技術の研鑽に取り組んで参ります。

 

フンデガーRobotDrive2台目を追加設置いたしました。

当社では11月にフンデガーRobotDriveの2台目を追加設置致しました。

昨年の台風被害により、今年は台数を縮小しての体制でありましたが、

在来工法~非住宅特殊工法まで高効率生産が可能なフンデガーRD2台目の設置により

対応能力が増強されました。

 

 

近年、hsbCADからのCAD/CAMシステムとして、

設計~施工図~加工図までの合理化も合わせて進められております。

 

当社でもユニチーム社およびフンデガー社の加工機の能力を最大限に引き出しながら

特殊材への対応とともに、非住宅プレカットの効率化に向けた取組みを進めて参ります。

 

本内容については、先日公表したスギの異樹種混合高強度集成材と合わせて

日刊木材新聞にて取り上げていただきましたので、以下に掲載致します。

 

2020年12月4日(金)日刊木材新聞

 

東京都内の木造施設の施工事例を追加掲載しました。

今年対応させていただいた東京都内の木造施設について

当社ホームページ内の施工事へ追加掲載しました。

 

中野区立平和の森公園・中野区立総合体育館

日刊木材新聞社 本社新社屋

 

引き続き都市部の木造施設へ対応すべく特殊部材も含めた幅広い木構造部材について

安定した品質での供給を行って参りたいと存じます。

 

民間の木造耐火建築物の施工を行いました。

民間の木造耐火建築物として建設される大規模施設の施工を行いました。

特殊な屋根形状が特徴の物件で3DCAD図面を駆使し勾配・納まりを確認しながら、

各部材の加工を進めました。

 

 

また見えがかりとなる柱に集成材丸柱を用いたり、

むくりを入れた長尺集成梁の製作を行ったりと特殊加工を加えた対応を行いました。

 

 

こういった施設を通して、民間の木造での施設づくりが

益々増えてくることを期待と存じます。

 

木造で建設される屋内遊戯場の施工を行いました。

相双地域で新築される子供向け屋内遊び場の施工を行いました。

建屋中央部のメインの柱には420角の大断面集成材が使われており、

また柱、梁の接合部には、昨年評定を取得したGIR接合を靭性型に改良した

GTR構法を採用いただいております。

 

柱、梁のGTR構法部分は地組後、建て方を行い

 

柱についても金物、方立を取り付け後、建て込みを行いました。

 

施設完成後も、大断面集成材に触れることができる施設となっており、

大断面集成材の魅力が一般の方にも伝わる機会になればと存じます。