最新情報

浪江町FLAM事業における木造の事務所棟、倉庫棟の建設が進んでおります。

2021年度の稼働開始を予定している浪江町FLAM事業の新工場建設において

現在、木造の事務所棟、倉庫棟の建設が進んでおります。

いずれも大断面集成材を活かし、接合箇所を最小限にした中で

事務所棟内部の大会議室や、

倉庫棟はスパン20Mを超える無柱空間を実現しております。

 

<事務所棟>

 

<倉庫棟>

 

既に建屋が完成している集成材棟内では機械の設置作業も始まりました。(※既報)

浪江町で計画された新たな大断面集成材工場の建設が進んでおります。

新たな生産システムを構築し、雇用の場の確保しながら

被災地域の再生復興、地域活性化に貢献していければと思います。

 

浪江町新工場:工場立上げの人員を募集しております。

福島県双葉郡浪江町の棚塩産業団地において計画が進む

新たな大断面集成材工場(FLAM事業)において

工場立上げの人員を募集しております。

 

https://kantan-kyujin.com/ats/1413158088397049856/jobs

 

本事業は、福島イノベーション・コースト構想に基づく農林水産プロジェクトとして、

福島県産木材の需要を拡大し、林業を再生することを目的に、

非住宅向けの大断面集成材を中心とした高度な集成材を製造する施設で、2021年度の稼働を予定しております。

海外の輸入機械も含め最先端の大型機械を配置し、

受注生産ながらも短納期、高効率な体制にて、国内外における中大規模木造建築の普及拡大を推進して参ります。

 

・福島県相双地域への帰還をご希望の方、また相双地域の産業活性化に貢献したい方

・木材や木材加工のご経験がある、またご興味がある方

・新規工場立ち上げに興味がある方、最先端の生産機械、NC加工機に興味がある方

・新たなことにチャレンジしたい方

 

など幅広い方からのご応募お待ちしております。

ご連絡は以下の当社総務までご連絡いただければと存じます。

 

MAIL:info@toju.co.jp

TEL:024-944-7550

 

「広報こおりやま」にて当社の取組みをご紹介いただきました。

当社が位置する福島県郡山市より毎月発行されている「広報こおりやま」にて

第一回SDGsアワードの受賞者として、当社の取組みをご紹介いただきました。

広報こおりやま 2020年10月号

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藤寿産業㈱は、建築用の木材加工や木製品を製造する会社で、

国産材、特に県産材を使用した木材振興に積極的に取り組んでいます。

切り分けた木材を乾燥・接着して製造する、集成材を主に生産し、

多くの建築現場で使用されています。研究開発した強度・品質の高い集成材が、

JR高輪ゲートウェイ駅の吹き抜け屋根の部材に使われるなど、

優れた技術を持つほか、イノベーションにもつながっています。

また「SDGs宣言」を制定したり、女性社員や外国人材を積極的に活用するなど

ダイバーシティ採用にも取り組んでいます。

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積極的な国産材、地域材の活用を通して、

今後も環境、経済、社会の3側面からSDGsの理念へ貢献して参りたいと存じます。

 

非住宅建築フェア:10/8(木)、10/9(金)オンライン展示会が開催 ※10/26~10/30に延期

9/24(木)、9/25(金)に東京ビックサイトで開催された非住宅建築フェアへ出展させていただきました。

新型コロナウィルスへの感染防止対策に重ねて、台風の接近も懸念される中、

ご来場いただいた皆様、誠に有難うございました。厚く御礼申し上げます。

 

当社ブースでは、

・GIR接合サンプルの展示(靭性型GIR接合、CLTへのGIR接合)

・燃え止まり型耐火集成材の断面サンプル(スギ材を活かした構成)

・鉄骨内蔵型耐火集成材のサンプル

・藤寿産業の工場及び施工事例パネル

・福島県浪江町における大断面集成材の新事業計画

をご紹介させていただきました。

 

 

また合わせて特別専門セミナーにて、当社事業のご紹介をさせていただきました。

 

 

本内容は、10/8(木)、10/9(金)に開催されるオンライン展示会にて

展示サンプルの確認、資料のダウンロード、動画の閲覧が可能です。

※システムトラブルにより、10/26(月)~10/30(金)の開催へ延期となりました。

 

新たな展示会のカタチとして注目される内容になりますので、

是非オンライン上でのご来場、ご閲覧、ご聴講お待ちしております。

 

工場フル稼働中:多彩な部材の製作を行っております。

毎年の繁忙期に突入し、工場フル稼働中です。

今年も多彩な部材の製作・加工を行っております。

 

・多角形形状のこども園に用いる湾曲材

・8M超の大断面集成材の丸柱

・9M超の磨き丸太

・多層ビルに用いられる700角の大断面集成柱、巾450×梁成1M超の梁材

 

 

品質管理を徹底と納期遵守の対応にて生産を行って参ります。

 

浪江町で計画された新たな大断面集成材工場の建設が進んでおります。

浪江町で計画された新たな大断面集成材工場の建設が進んでおります。

本事業は、「福島高度集成材製造センター(FLAM)」として、

浪江町の棚塩産業団地内にて整備が進められているものです。

福島イノベーション・コースト構想に基づく農林水産プロジェクトとして、

福島県産木材の需要を拡大し、林業を再生することを目的に、

非住宅向けの大断面集成材を中心とした集成材製造・加工施設が計画されております。

 

メインの60M×240Mの大規模集成材工場は大方建屋完成となりました。

 

原木から集成材までの一貫生産工場ということで、

今後も複数の工場・倉庫などの建設が予定されていますが、

大断面集成材を活かした木造施設として建設が進んで参ります。

 

事業運営者の立場として、本事業による魅力ある木材産業の構築を通して

被災地域の活性化や復興に最大限貢献して参りたいと存じます。

 

9/24(木)、9/25(金)に開催される非住宅建築フェアに出展致します。

弊社では、9/24(木)、9/25(金)に開催される非住宅建築フェアに出展致します。

新型コロナウィルス拡大防止のためできうる限りの対策を講じ

来場者・関係者の健康・安全面への影響を最大限考慮しながらの開催が予定されております。

また本展示会においては、10月8,9日に「オンライン展示会」が同時開催されることとなり

新たな展示会のモデルとしての取組も行われています。

https://housing-biz.jp/

 

当社では以下の通りの出展を予定されております。(※HPの掲載情報より抜粋)


藤寿産業(株)

”弊社は非住宅木造建築の総合システムメーカーとして、

大断面材、湾曲材、耐火集成材等を安定した品質で生産するJAS認証工場から

全国の中大規模木造建築物へ高付加価値部材の供給を行うとともに

設計、製造・加工、施工までの一貫生産体制により計画段階から

適材適所での木造システムの技術支援を実施しております。”

出展製品・サービス

  • 燃え止まり型耐火集成材 / 木造の耐火建築物に求められる耐火構造として、大臣認定を取得している「燃え止まり型耐火集成材」。複数のパターンの取り扱いが可能。
  • 靭性型に改良したGIR接合=「GTR接合」 / 意匠性に優れ、高剛性高耐力の構法であるGIR接合を靭性型として発展させた新たなGIR接合=「GTR接合」。CLTへの適用も可能
  • 木・鋼ハイブリット集成材 / 鉄骨造の施工性を活かしながら、さらに鋼板を集成材で補剛することで部材断面を小型化し、木質・木造の大空間の構築が可能。

最大限の対策を講じながらの出展になるかと存じます

新たな取り組みである「オンライン展示会」の後日開催も予定されておりますので、

何なりとお問合せいただければと存じます。

 

木造化の補助事業⑤:都市の木造化に向けた木質耐火部材等の利用促進事業

今年度より、新たに予算化された

「都市の木造化に向けた木質耐火部材等の利用促進事業」

が公募開始となりました。

 

https://www.toshimoku-taika.jp/

 

法規制がかかる都市部の木造建築の普及拡大に向けて、

木質耐火部材等を使用した実証的な取り組みを支援する事業です。

 

対象物件:製材、集成材、CLT、LVLなどの燃えしろ設計、耐火被覆などにより

耐火・準耐火性能を確保した木造建築物

国以外の公共施設と民間の建築(3階以下の住居は除く)

 

補助額:床面積×3,500~5,000円/㎡(使用した部材に応じて変動)

補助上限:1,500万円

※但し、1,500㎡以上もしくは5階以上の建築物は3,000万円

 

公募時期:令和2年8月26日~10月30日(金)

 

新たな木材需要創出に向けて、事業が創設されました。

本事業においても交付申請および事業報告に関わる資料については

当社で支援させていただきますので、何なりとご相談いただければと存じます。

 

 

多彩な木構造資材の対応に向け、設備導入・増強を進めて参ります。

8月12日付、日刊木材新聞の記事に掲載いただきましたが、

2020年中に設備導入・増強を進めて参ります。

 

・二次接着、耐火集成材の取扱量拡大に向け、メガプレスの延長

・多様な木構造部材の加工対応に向けてCNC加工機の増強

 

※記事はこちら

2020年8月12日 日刊木材新聞 

 

木造のプロジェクトが多様化・大型化する中、

短納期での対応に向けて、設備刷新とそれらを扱う技術研鑽に努めて参ります。

 

 

福島県立医大に新設される学部棟の工事対応を進めております。

2021年4月より福島県立医大に新設される保健科学部新築工事における

構造材及び内部造作材の工事対応を進めております。

 

本施設は、主要構造部は鉄骨造でありますが、

木製のカーテンウォール(一部構造体)や内部の造作に木部材が活用されており、

福島駅前に立地する9層のビル形状でありながら、

あたたかみのある内部空間を実現しております。

 

 

工事の状況は、福島県のホームページ上でも掲載されています。

https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41065c/hokenkagaku.html

 

こういった施設造りを通して、

今後も福島の中心部、街中で木造・木質化された施設が増えていくことを期待したいと存じます。