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日刊木材新聞に浪江FLAM工場稼働に関する情報を掲載いただきました。

7月26日付の日刊木材新聞にて

浪江FLAM工場が今月より稼働開始したことに関する情報を掲載いただきました。

 

日刊木材新聞 7月26日

 

改めてFLAM工場の特長は以下の通りです。

【製材事業】

・月産約5000㎥、年間約60,000㎥の原木取り扱いが可能
・スギ、カラマツ、ヒノキ等の国産針葉樹の各樹種に対応
・径級16cm~45cm、⾧さ2、3、3.65、4Mの原木に対応可能
・巾100mm程度~最大巾260mmまでの板物(ラミナ)の生産が可能
・側材の梱包材利用、チップ生産、バーク粉砕機による端材の活用が可能

 

【集成材事業】

・月産1250㎥、年間15,000㎥の中大断面集成材の生産が可能
・建屋サイズ60×240M、面積14,400㎡の大型工場による生産体制
・日本国内初導入の高出力高周波プレスを設置。最短2,3分~15分程度で積層接着が完了
・一次積層接着として巾240mm、厚1,250mm、⾧さ12Mサイズまでを短納期生産
・最大断面1,250×1,250mmの二次接着メガプレスにて特大断面、耐火部材の製作可能

 

【プレカット事業】

・大型部材専用のCAD/CAM連動型のプレカット加工機(ユニチームUltra)を2台設置
・タイプの異なる複数の耐火集成材の生産に対応
・木と鋼材等のハイブリット部材、ユニット工法の工場組み立てにも対応
・無柱空間の広い作業スペース、天井クレーンを活用し、大型部材を運搬、回転。
・自社大工に加え、外注大工、鳶、運搬事業者等、協力会社との生産体制を構築

 

FLAM工場を活用して、大型物件へ競争力のある部材供給と

県産材の付加価値利用を図って参りたいと存じます。

 

耐火集成材の製作、CLTユニット工法の組立を行っております。

郡山工場および浪江FLAM工場では連携した生産体制にて

耐火集成材の製作、CLTユニット工法の組立を行っております。

 

耐火集成材については、

・部材の製作→郡山工場

・サンダー掛け、塗装、金物取付、梱包・出荷→浪江工場

 

CLTユニットについては、

・大判パネルの整形カット、一次加工→郡山工場

・パネルの二次加工、大工加工、ユニット組→浪江工場

 

にてそれぞれの特長を生かした生産体制にて製作を進めております。

都市部の中高層木造ビル

また新たな構法へのチャレンジ、検証を行うプロジェクトであります。

 

地域の協力会社との連携を高めて、特殊構法への対応力を拡充して参ります。

 

 

6/24(金)浪江FLAM工場:JAS認証を取得しました。

(株)ウッドコア 浪江FLAM集成材工場にて、JAS認証を取得しました。

 

低ホルムアルデヒド構造用集成材大断面、中断面および小断面について

県産材として利用頻度の高い、スギ、カラマツの樹種について取得しております。

 

事業者住所:福島県 双葉郡浪江町大字棚塩字赤坂1-1

工場名:株式会社ウッドコア FLAM集成材工場

認証年月日:令和4年06月24日

認証番号:JPIC-LT271

種類:集成材

 

木材調達が不安定な状況でありますが、

福島県は非常に豊富な資源を有し、

ウッドコア製材工場にてラミナ生産を行うことで安定した部材供給が可能であります。

また今後多様なご要望に応えるべく、樹種追加の申請も進めて参ります。

 

用途、強度、市況に合わせて何なりとご用命いただければと存じます。

 

6/18(土)浪江FLAM工場の操業式を執り行いました。

福島高度集成材製造センターの事業運営開始を間近に控え、

福島県、浪江町、協力会社の出席の下、

浪江FLAM工場の操業式を執り行いました。

 

工事の遅れ、また新型コロナウィルスの影響で海外製機械の整備遅延により

今年度に事業開始がずれ込んでおりましたが、

生産活動に向けた各種調整に見通しが経ったことから、

事業関係者による決起会としての開催となりました。

 

改めてFLAM事業の位置づけ、ビジョンについて共有理解を図るとともに、

工場の特長、生産体制を再確認致しました。

 

 

いよいよ郡山工場と浪江工場2工場体制での生産活動がスタートとなります。

新たな価値をご提供できるよう事業基盤を整えて参ります。

 

 

東京都内の9階建てビルでの木材の活用

東京都内の鉄骨造9階建てテナントビルにおいて

木の方杖を耐震要素として組み合わせるプロジェクトが進んでおります。

 

当社ではこの木架構の製作、プレカット、現場施工を担っております。

湾曲材も含めた特殊加工でありつつ、精度が要求される部材のため、

CNC加工機と大工加工それぞれでプレカットした部材を

工場地組を行い作業手順や精度基準の確認を行いました。

 

 

多くの方の目に触れる現場ゆえ、

丁寧に作業を進めて参りたいと存じます。

 

木質ハイブリッド耐火集成材有孔梁の大臣認定範囲拡大

昨年大臣認定を取得しました木質ハイブリッド集成材有孔梁について

梁せい、および有孔サイズに関して大臣認定範囲を拡大致しました。

 

木質ハイブリット耐火集成材の有孔梁が大臣認定取得

 

オフィス等でより大きな空間設計ができ設計の自由度が増すことになります。

 

本部材については、都市部のゼネコンより、従来の鉄骨造を活かした設計で

木質空間が実現できることから多くのご要望を受けております。

 

詳細の仕様については当社営業担当まで個別にお問合せいただければと存じます。

MAIL: info@toju.co.jp

 

浜通りの未来を拓く 実用化開発プロジェクト事例集(2021年度)

2021年度版「地域復興実用化開発等促進事業」の事例集が発刊され

ウッドコア及び藤寿産業が取り組んでいる事業をご紹介いただきました。

 

https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/512891.pdf

 

2021年度版「地域復興実用化開発等促進事業」の事例集

 

木材、資材調達が非常に不安定な状況に入っております。

当社では木材調達の選択肢を増やすための取組みを行い、

木造建築の計画、設計を実現できる体制を取って参りたいと存じます。

 

林業アカデミーふくしま 研修の受け入れを行いました。

今年度より開講した林業アカデミーふくしまにおける

研修の受け入れを行いました。

 

いわゆる原木、木材活用における「川中」~「川下」に当たる立場として、

エンジニアウッドとして大規模工場で生産される集成材の製造方法や

その活用先、利用される施設等についてお話させていただきました。

 

 

先人が育ててきた日本唯一の資源といっても過言でない

森林の循環サイクルを回していくためにも

官民一体となった連携と、それらに従事する人材の育成が非常に重要になっていると存じます。

 

森林、木材の利活用がこれからの社会に果たす役割を考えながら、

福島県の林業、木材産業を盛り上げていきたいと存じます。

 

関東都市部における中層耐火木造ビルの建設が進められております。

関東都市部で、中層耐火木造ビル(木造の耐火建築物)として

現場施工が進んでおります。

 

当社郡山工場で荷重支持部の製作し、浪江工場で耐火被覆を行った

耐火集成材の柱、梁、

および郡山工場で加工を行ったCLTの天井材について

4階部分までの施工が完了しました。

 

 

意匠仕上げも兼ねているとのことで、

福島県および栃木県の良質なスギ材を選別し製作を行いました。

 

端材についても今後の他の仕上げ材、造作材に有効活用して参ります。

 

新たな「ビル」のカタチの一つとして、

木質感ある仕上がりの木造施設となる予定です。

ご期待ください。

 

新入(中途)社員研修ツアーを行いました。

毎年恒例の新入(中途)社員の研修ツアーですが、

コロナウィルス感染状況を鑑みて、今年は少人数で実施し、

今年入社した中途社員2名と、新入社員3名が参加しました。

 

今年は、

・当社の事業と関連が深い木材市場や製材工場

 

・郡山で施工中であった林業アカデミー建設現場(GIR研修会含む)

 

・当社の過去の施工中物件4件

福島県農業総合研究センター(交流棟)

JA福島さくら農産物直売所 あぐりあ

あだち道の駅

二本松屋内市民プール

 

を見学致しました。

特に製造分野のメンバーは普段どのように集成材が利用されているのか

なかなか見る機会がなかったため、

非常にモチベーションに繋がるとコメントしておりました。

 

当社の事業の意義を社員一同で感じながら、

日々の生産に取り組んで参りたいと存じます。