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大断面集成材工場の見学対応:林業アカデミー福島研修生

昨年度に引き続き、今年度も

郡山市の林業アカデミー福島で学んでいる研修生へ

大断面集成材工場の案内対応を実施しました。

 

 

伐採された木がどのような工程を経て

エンジニアウッドとして非住宅分野の木造施設へ活用されているのか

ご説明させていただきました。

 

比較的若い方も入校も増えてきているとのこと、

相互に協力しながら、林業、木材産業を盛り上げていくことができればと存じます。

 

※林業アカデミー福島のPR映像が作成されていますので、リンクを以下に記載させていただきます。

https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/forestry-academy-fukushima/forestry-academy-fukushima02.html

 

木質建築部材技術開発・普及事業:大断面集成材の生産システム構築

当社では昨年度林野庁事業であるCLT等木質建築部材技術開発・普及事業において

高出力高周波プレス機による大断面集成材生産システムの技術開発

の取組を行いました。

 

 

事例集が木構造振興(株)のホームページに掲載されています。

(※P303~308が該当)

 

http://www.mokushin.com/2022/2022gaiyousyu.pdf

 

高出力型の高周波プレスを用いることで、

大断面集成材のレゾルシノール接着(使用環境A)における

作業時間の大幅短縮を実現することができました。

 

浪江FLAM工場では、

大断面集成材の量産型工場として、短納期対応にも対応して参ります。

 

企業イメージ動画を作成:ホームページトップページ

当社のホームページのトップページ上に

イメージ動画を掲載致しました。

 

トップページ

 

1分程度の動画で、当社のミッションや事業概要が分かる内容となっております。

 

 

木造建築の新しいカタチの実現へ向け試行錯誤しながらも、

木の心を伝えられる企業として、邁進して参ります。

 

令和5年度 藤寿産業(株)合同入社式

令和5年度 の入社式として、

藤寿産業株式会社および株式会社ウッドコア

の合同入社式を執り行いました。

 

 

県中地域、相双地域それぞれの地元の高校、大学から

合計5名の新入社員を受け入れることとなりました。

 

木造ブームの機運も相まって、近年、木造建築業界へ

大変熱意のある方が飛び込んできてくださっております。

 

社員一同、新たな社員とともに気を引き締めて

木材、木造建築業界の発展に向けて取り組んで参ります。

 

耐火集成材の認定範囲拡大:2時間及び樹種追加

当社保有の耐火集成材の大臣認定部材について

柱及び梁部材ともに認定範囲拡大を致しました。

 

・1時間耐火→2時間耐火部材として認定

・樹種の追加認定

スギ以外に、9つの樹種が荷重支持部、化粧材への利用が可能に

 

今後、設計者様の要望に応えるべく

断面サイズ拡大のための認定作業を継続して進めて参ります。

 

ストックヤード及び加工場となる新たな倉庫の新設計画

当社では、近年の木造施設の大型化および納期遵守の対応に向けて

協力企業とともに倉庫の新設を予定しております。

2023年2月22日の木材新聞に取り上げていただきましたので

以下に掲載致します。

 

23.02.22 藤寿産業 倉庫3棟増設

 

浪江FLAM工場が稼働を開始しましたが、

集成材製作後の加工、組立、塗装、金物取付の対応等

物件に応じた様々な作業場所の確保が必要となることや

現場工程に合わせた前倒し生産→ストック→出荷の効率化のため

運送会社との協力体制を築きながら新設計画を進めて参ります。

 

仙台駅周辺の10階建てビルに用いられる耐火木材を製作中

仙台駅前の10階建てビルに用いられる耐火集成材の製作を進めています。

柱、梁ともに600mm~1,000mm程度の断面サイズの特大断面となり、

通常の製作・加工ラインには入らないため、

一つ一つの作業を注意しながら作業を進めています。

 

 

一部、現場建て方後の接合部の埋め木対応を実施致しました。

 

 

東北エリアでも木造ビルの普及が進んでいくことを期待と存じます。

 

2022年実績報告:SDGs達成への取組み

当社では、2020年1月末にSDGs宣言をしております。

「藤寿産業のSDGs宣言」を制定致しました。

 

それらの取り組み状況について2022年の実績をご報告させていただきます。

 

SDGsと実績

 

2022年7月に浪江のFLAM工場が新たにJAS認証を取得し、

被災地域での事業を開始とともに地域事業者との連携構築に取り組むことで

木材利用を拡大することができました。

 

更なる木造化推進と木材振興を通して、

SDGsの理念への貢献に尽力して参りたいと存じます。

 

耐火集成材の認定範囲拡大を進めております

当社が大臣認定を保有する耐火集成材について、

認定範囲拡大のための取組を進めております。

 

・1時間耐火→2時間耐火部材への拡大

・使用できる樹種の追加

・断面寸法の適応範囲の拡大 etc・・・

 

 

木造施設計画がより大型化、高層化するにあたって、

高耐火、高強度への要望へ応えて参ります。