2024年4月22日の日経ビジネスに
復興地域である福島県産の集成材を大阪・関西万博の木リングへ
製品供給させていただいた取り組みを掲載いただいております。
20240610105117
また有料会員限定記事ではありますが、電子版にも取り上げていただいております。
福島の復興を伝える契機になるとともに
木造建築が更に普及するきっかけになれば幸甚に存じます。
2024年4月22日の日経ビジネスに
復興地域である福島県産の集成材を大阪・関西万博の木リングへ
製品供給させていただいた取り組みを掲載いただいております。
20240610105117
また有料会員限定記事ではありますが、電子版にも取り上げていただいております。
福島の復興を伝える契機になるとともに
木造建築が更に普及するきっかけになれば幸甚に存じます。
現在、弊社では北陸地方の民間企業向けの
変断面山型の湾曲集成材の製作を行っています。

特殊形状ゆえ、集成材生産ライン、加工ラインともに
製作精度を担保しつつ、自社の設備をフル活用しながら作業を行っております。
近年は要望が減りつつあった部材ですが、
当社は特殊材生産工場として、技術の伝承を図りつつ対応を進めて参ります。
令和6年4月1日、令和6年度の新入社員入社式を執り行いました。

今年は、郡山市内より、大学生1名、高校生1名
の新入社員を受け入れることとなりました。
新たなの木造プロジェクトが進む中、
木造施設に対して意欲のある二人がメンバーが加わっています。
社会情勢が目まぐるしく変わる環境の中ですが、
時代のニーズに合わせた木造施設造りに向けて取り組んで参ります。
当社では、2020年1月末にSDGs宣言をしております。
昨年度、2023年の取り組み状況について、実績をご報告させていただきます。
2023年SDGs実績
2023年は、世界最大規模の大型プロジェクトの対応として
郡山、浪江の両工場にて大きく生産量が拡大致しました。
またそれらの生産体制の構築として、
・地元雇用者の確保
・地域の木材関連・物流・建築事業者との連携強化
・自治体連携の中での実用化製品、構法の開発
の取り組みを合わせて進めて参りました。
更なる木造化推進と木材振興を通して、
SDGsの理念への貢献に尽力して参りたいと存じます。
令和5年に集成材のJAS規格が改正され、
令和6年1月27日より、新たなJASが施行されています。
(集成材の日本農林規格)
https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_standard/attach/pdf/index-295.pdf
今回はISO等と同様の様式となり、記載の様式(見え方)が大きく変更になるとともに
・目視等級区分における材面測定器(レーザーや画像スキャン)の手段拡大
・再割加工、再割集成材の新設
・材面の品質、寸法誤差の特例の追加
・等級区分機における区分ラミナのヤング係数の見直し
etc…が変更・追加となっております。
集成材のJASについて、不明点があればお問い合わせください。
今月より、GIR研究会のホームページがオープンしました。
(GIR研究会ホームページ)
これまでも木造ラーメン構造が実現できる高強度、高剛性な工法として
様々な施設へGIR構法が採用されてきていますが、
設計者、施工者の皆様へ、より分かりやすい情報発信を心がけて参ります。
当社では、構造設計の支援も行っておりますので、何なりとお問い合わせくださいませ。
5月24日の林政ニュースにて、
大断面集成材の生産・加工工場である浪江FLAM工場が
本格稼働している旨を掲載いただきました。
23.05.24 林政ニュース
FLAM工場の生産ラインについてはウッドコアホームページ内で紹介しております。
都市部で求められる部材製作、供給体制構築に向けて対応を進めて参ります。
建物の構造躯体以外にも、
まちの至るところで集成材を納めさせていただいております。
今年前半に納めさせていただいた構造物をご紹介します。
<集成材を欄干に用いた橋:開成山大神宮>

<湾曲集成材を用いたバス停>

弊社では、構造材の工場以外に、造作工場を有しており
造作材、特殊材の生産及び加工も得意としております。
地域材での要望も承れますので、
何なりとご用命いただければと存じます。
昨年度に引き続き、今年度も
郡山市の林業アカデミー福島で学んでいる研修生へ
大断面集成材工場の案内対応を実施しました。


伐採された木がどのような工程を経て
エンジニアウッドとして非住宅分野の木造施設へ活用されているのか
ご説明させていただきました。
比較的若い方も入校も増えてきているとのこと、
相互に協力しながら、林業、木材産業を盛り上げていくことができればと存じます。
※林業アカデミー福島のPR映像が作成されていますので、リンクを以下に記載させていただきます。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/forestry-academy-fukushima/forestry-academy-fukushima02.html
当社では昨年度林野庁事業であるCLT等木質建築部材技術開発・普及事業において
高出力高周波プレス機による大断面集成材生産システムの技術開発
の取組を行いました。


事例集が木構造振興(株)のホームページに掲載されています。
(※P303~308が該当)
http://www.mokushin.com/2022/2022gaiyousyu.pdf
高出力型の高周波プレスを用いることで、
大断面集成材のレゾルシノール接着(使用環境A)における
作業時間の大幅短縮を実現することができました。
浪江FLAM工場では、
大断面集成材の量産型工場として、短納期対応にも対応して参ります。