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日本集成材工業協同組合の「集成材便覧」が公開されました

日本集成材工業協同組合のHPにて、「集成材便覧」が公開されました。

DATA BOX (syuseizai.com)

 

集成材便覧は、日集協の大断面メーカー11社が製造している

大断面集成材、中断面集成材、小断面集成材の仕様を詳細に紹介するものです。

樹種別に集成材のサイズ(材幅、材せい、長さ)、使用する接着剤の情報を

「一般的に製造しやすい部材(一般製造)」と「ここまでなら製造可能といえる部材(対応可能)」

に分けて掲載しているのが最大の特長です。

 

(藤寿産業情報)

集成材便覧_2_3_藤寿産業株式会社_20240711.pdf (syuseizai.com)

 

各シートの構成、内容等については、日本建築業連合会(日建連)木造/標準化・規準化サブWT

と綿密な調整を行って作成されております。

また、用語解説の掲載もございますので、是非、ご活用ください。

 

(用語解説)

集成材便覧用語解説

 

 

6月29日(土) 16時 大阪・関西万博へのFLAM工場の取り組みがTV放映

6月29日(土) 16:00から、福島中央テレビで

「ガイアの夜明け【ふるさとを諦めない!〜震災から13年 復興への道〜】」

が放送されます。

この番組は、テレビ東京系列では3月8日(金)、BSテレ東では3月19日(火)に放送されたものです。

福島県内限定でありますが、この度民放の福島中央テレビで改めて放送されます。

福島の復興および福島の森林再生・新たな木材需要の開拓に向けた、

当社・ウッドコア(FLAM工場)の取組をぜひご覧ください。

 

<番組紹介URL>

https://www.fct.co.jp/program/list/?p=133&s=0x5418&e=14921&ed=20240622

 

プレストレスト集成材が2つの受賞

昨年実用化を果たしたプレストレスト集成材が2つの賞を受賞致しました。

プレストレスト集成材:https://toju.co.jp/technology/prestress

(1)プレストレストコンクリート工学会において、技術開発賞を受賞。

(2)ウッドデザイン賞2023を受賞。

引き続き開発の取組みを続けており、現在は設計手法を構築する作業を進めています。

今後も続報を展開させていただきますのでご期待ください。

 

<過去の掲載議事>

2022年10月28日  https://toju.co.jp/6817

2019年5月18日   https://toju.co.jp/3931

 

CLT等木質建築部材技術開発普及事業:大断面集成材の生産短納期化

昨年度、当社が事務局を務める福島県木造技術開発協同組合にて

大断面集成材の二次接着工程の短納期化に向けた開発・検証事業を実施しました。

 

報告内容が木構造振興(株)のホームページ上にて掲載されています。

 

http://www.mokushin.com/2023/2023gaiyousyu.pdf

 

二次接着を必要とする巾240を超えるような梁、柱材の大型部材が増加しているため、

それらの部材の生産性向上を目的に実施致しました。

 

 

接着剤メーカーなどとも協同にて、更なる生産能力向上に努めて参ります。

 

耐火木質ハイブリット部材(鉄骨内蔵型の1時間耐火部材)を製作中

福島県内の公共施設および民間金融機関の木造ビルで採用された

耐火木質ハイブリット部材(鉄骨内蔵型の1時間耐火部材)を製作しております。

 

 

耐火木質ハイブリット部材は、

当社も加盟している日本集成材工業組合で開発・大臣認定を取得している部材です。

(※以下、日本集成材工業組合ホームページ)

https://www.syuseizai.com/material02-2

 

鉄骨造をベースとした検討ができるということで

近年非問い合わせが増えてきており、今回福島県内で2案件に採択いただきました。

 

今後も積極的に普及活動に努めて参ります。

 

日経ビジネス4月22号:当社の取組掲載

2024年4月22日の日経ビジネスに

復興地域である福島県産の集成材を大阪・関西万博の木リングへ

製品供給させていただいた取り組みを掲載いただいております。

 

20240610105117

 

また有料会員限定記事ではありますが、電子版にも取り上げていただいております。

日経ビジネス 電子版 2024年3月11日

 

福島の復興を伝える契機になるとともに

木造建築が更に普及するきっかけになれば幸甚に存じます。

 

変断面山型の湾曲集成材を製作中

現在、弊社では北陸地方の民間企業向けの

変断面山型の湾曲集成材の製作を行っています。

 

 

特殊形状ゆえ、集成材生産ライン、加工ラインともに

製作精度を担保しつつ、自社の設備をフル活用しながら作業を行っております。

大断面集成材(木の構造材)

 

近年は要望が減りつつあった部材ですが、

当社は特殊材生産工場として、技術の伝承を図りつつ対応を進めて参ります。

 

令和6年度入社式を執り行いました。

令和6年4月1日、令和6年度の新入社員入社式を執り行いました。

 

 

今年は、郡山市内より、大学生1名、高校生1名

の新入社員を受け入れることとなりました。

 

新たなの木造プロジェクトが進む中、

木造施設に対して意欲のある二人がメンバーが加わっています。

 

社会情勢が目まぐるしく変わる環境の中ですが、

時代のニーズに合わせた木造施設造りに向けて取り組んで参ります。

 

2023年SDGsの取組実績の公表

当社では、2020年1月末にSDGs宣言をしております。

「藤寿産業のSDGs宣言」を制定致しました。

 

昨年度、2023年の取り組み状況について、実績をご報告させていただきます。

 

2023年SDGs実績 

 

2023年は、世界最大規模の大型プロジェクトの対応として

郡山、浪江の両工場にて大きく生産量が拡大致しました。

またそれらの生産体制の構築として、

・地元雇用者の確保

・地域の木材関連・物流・建築事業者との連携強化

・自治体連携の中での実用化製品、構法の開発

の取り組みを合わせて進めて参りました。

 

更なる木造化推進と木材振興を通して、

SDGsの理念への貢献に尽力して参りたいと存じます。