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木造化の補助事業⑤:都市の木造化に向けた木質耐火部材等の利用促進事業

今年度より、新たに予算化された

「都市の木造化に向けた木質耐火部材等の利用促進事業」

が公募開始となりました。

 

https://www.toshimoku-taika.jp/

 

法規制がかかる都市部の木造建築の普及拡大に向けて、

木質耐火部材等を使用した実証的な取り組みを支援する事業です。

 

対象物件:製材、集成材、CLT、LVLなどの燃えしろ設計、耐火被覆などにより

耐火・準耐火性能を確保した木造建築物

国以外の公共施設と民間の建築(3階以下の住居は除く)

 

補助額:床面積×3,500~5,000円/㎡(使用した部材に応じて変動)

補助上限:1,500万円

※但し、1,500㎡以上もしくは5階以上の建築物は3,000万円

 

公募時期:令和2年8月26日~10月30日(金)

 

新たな木材需要創出に向けて、事業が創設されました。

本事業においても交付申請および事業報告に関わる資料については

当社で支援させていただきますので、何なりとご相談いただければと存じます。

 

 

多彩な木構造資材の対応に向け、設備導入・増強を進めて参ります。

8月12日付、日刊木材新聞の記事に掲載いただきましたが、

2020年中に設備導入・増強を進めて参ります。

 

・二次接着、耐火集成材の取扱量拡大に向け、メガプレスの延長

・多様な木構造部材の加工対応に向けてCNC加工機の増強

 

※記事はこちら

2020年8月12日 日刊木材新聞 

 

木造のプロジェクトが多様化・大型化する中、

短納期での対応に向けて、設備刷新とそれらを扱う技術研鑽に努めて参ります。

 

 

福島県立医大に新設される学部棟の工事対応を進めております。

2021年4月より福島県立医大に新設される保健科学部新築工事における

構造材及び内部造作材の工事対応を進めております。

 

本施設は、主要構造部は鉄骨造でありますが、

木製のカーテンウォール(一部構造体)や内部の造作に木部材が活用されており、

福島駅前に立地する9層のビル形状でありながら、

あたたかみのある内部空間を実現しております。

 

 

工事の状況は、福島県のホームページ上でも掲載されています。

https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41065c/hokenkagaku.html

 

こういった施設造りを通して、

今後も福島の中心部、街中で木造・木質化された施設が増えていくことを期待したいと存じます。

 

ふくしまで働こう!ウェブ企業合同説明会に出席させていただきました。

7月4日(土)に「ふくしまで働こう!ウェブ企業合同説明会」に出席させていただき、

学生の皆様へ当社事業のご案内をさせていただきました。

 

初めての試みでありましたが、

自宅から気軽に参加できる、チャットを活用した質問ができる

など学生の皆様から見ても参加しやすい部分もあったのではと存じます。

 

当日ご案内させていただいた内容については、期間限定でありますが、

福島県雇用労政課、及び「ふくしまWORKナビ」から確認することが可能ですので、

学生の方はもちろん、当社の事業へご興味のある方はご覧いただければと存じます。

 

・ふくしまWORKなび

http://www.fwork-navi.com/event/mendankai202007.html

 

工場案内も随時対応しておりますので、まずは総務担当までお問合せください。

 

・総務部 採用担当 市川

MAIL: ichikawa@toju.co.jp

TEL: 024-944-7550

 

高付加価値集成材・接合技術が採用された物件の施工事例を掲載しました。

昨年までに工事を終え、いずれも今年オープンした

民間の施設の施工事例写真を新たに掲載致しました。

 

1)高輪ゲートウェイ駅

施設オープン:2020年3月

所在地:東京都港区

特徴:木・鋼ハイブリット部材の適用

みなとモデル二酸化炭素固定認証制度にて福島県古殿産スギを活用

 

JR高輪ゲートウェイ駅

 

2)マザーズプラス mother’s+

施設オープン:2020年4月

所在地:北海道白老町

特徴:靭性型GIR接合(GTR構法)初の採用物件

北海道胆振地方の材を用いた唐松大断面集成材

マザーズ プラス mother’s +

 

一般の方にも目につきやすい民間の施設へも

様々なカタチで大断面集成材が活用されております。

 

法改正や補助制度により、木造化を検討しやすい環境が整ってきております。

新築・改築にあたっては、是非木造化をご検討・ご相談いただければと存じます。

 

木造・木質化の補助事業④:CLT建築実証支援事業 他

ここ数年毎年実施されている

「CLTを活用した先駆的な建築物の建設等支援事業(通称:CLT活用建築物等実証事業)」

の追加募集が発表されました。

https://www.howtec.or.jp/publics/index/315/

 

CLTを活用した建築物の設計・建築等の実証事業を対象とし、

建築費等の事業経費の3/10または1/2を上限に助成されます。

応募書類の受付は 令和2年7月10日(金)~令和2年8月4日(火)13時(必着)です。

 

またJAS構造材利用拡大事業、先日発表された過剰木材在庫利用緊急対策事業も

10月30日まで応募の受付を行っております。

 

今年度はまだまだ補助事業を活用しての木造化の検討が可能です。

事業の細かな条件や補助を活用した際の補助率、補助額の金額算定など

物件内容に応じてご提案が可能ですので、是非一度お問合せいただければと存じます。

 

TEL:024-944-7550

MAIL:info@toju.co.jp

 

木造で建設された民間のPR施設が竣工、まもなくオープンです。

県内で工事が進んでおりました民間のPR施設が先日竣工し、まもなくオープンを迎えます。

 

複数の屋根勾配からなる大屋根形状のため隅木・谷木が多いため

非常に加工難易度が高い物件でありましたが、

CNC加工機の特徴をフルに生かした対応と、

協力いただいた関係者のお蔭で何とか工事を終えることができました。

改めてご協力いただいた方々に感謝申し上げます。

 

 

地域に寄り添う施設として、事業者や地域の活性化に貢献できることを願うとともに、

木造化の魅力発信に繋がることができればと存じます。

 

湾曲集成材の製造、加工を行っております。

集成材ならではの特殊部材として、

毎年いくつもの物件で湾曲集成材のご用命をいただいておりますが、

今年も継続して生産を行っております。

 

 

ご注文内容に応じてあらゆる長さ、曲率応じて製作可能であり、二次接着の対応も可能です。

また仕上げ削りにおいては、

ガントリータイプのプレーナーを用いて仕上げ対応を行っています。

 

 

引き続き機械の特徴を生かした特殊材への対応を行って参ります。

 

トラス梁による木架構が特徴の保育園現場対応を行っております。

前回は大断面集成材の工場生産、CNC加工の状況をご紹介しましたが、

現在対応中の施工現場ではトラス梁による木架構が特徴の保育園の現場を進めております。

 

 

こういった部材数が多い物件については、当社では生産効率に優れたフンデガー社の

Robot Driveにて部材加工を行っております。

 

 

CNC加工機も機械によって様々な特長がありますので、

物件の内容や部材断面に合わせて、振り分けを行っております。

 

加工精度と生産効率の双方を意識しながらの対応を進めて参ります。