
施工時期 | 2018年6月 |
---|---|
所在地 | 福島県 |
工事概要 | 湾曲集成材を用いたお野立所 |
特記事項 | 県産スギを用いた ・湾曲材による柔らかな曲線を描いたお野立所 ・植樹祭会場に設置されたベンチ ・国旗掲揚ポール など |
施工時期 | 2018年6月 |
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所在地 | 福島県 |
工事概要 | 湾曲集成材を用いたお野立所 |
特記事項 | 県産スギを用いた ・湾曲材による柔らかな曲線を描いたお野立所 ・植樹祭会場に設置されたベンチ ・国旗掲揚ポール など |
栃木県宇都宮市にて
総合スポーツゾーン新武道館メイン武道場新築工事が進んでおります。
工事は3工区に分けて進められており、当社では5月末から7月まで
ブロック毎に順次、木鋼ハイブリット部材の現場搬入を行っております。
また先週より、当社社員も現場に乗り込み、
下地材、カバー材、ブロッキング材等の取り付け作業を開始しております。
ピース数が多いため、現場での作業箇所も非常に多くの手数を必要としますが、
現しとなるハイブリット部材が綺麗に仕上がるよう
丁寧に作業を進めて参りたいと存じます。
昨日、6月10日(日)天皇皇后両陛下がご出席の下、
第69回全国植樹祭ふくしまが執り行われ、
当社からも招待客として、また当日対応用のスタッフとして数名が参加致しました。
生憎の雨模様でしたが、式典中は雨に降られることもなく式が執り行われ、
当社で施工を行った湾曲集成材を用いたお野立て所、
杉丸太を用いた国旗掲揚ポールや会場に設置されたベンチも
式典の中での役目を無事終えました。
本式典にあたり、前日の6/9(土)はFTV特番内でのテレビ放映にて
6/10(日)は福島民友新聞が特集記事として、当社の対応について
取り上げてくださっておりましたので、その内容を掲載させていただきます。
<FTV特番での放映>
<福島民友新聞>
改めて本式典に関われたことを大変光栄に感じるとともに、
引き続き福島県や全国の林業、木造建築の発展に貢献できる取り組みを行って参ります。
一般社団法人 全日本建設技術協会が定める
平成29年度「全建賞」に当社が関わった複数の物件が受賞致しました。
「全建賞」は日本の建設技術の発展に寄与することを目的に昭和28年に設けられ、
今回で65回目を迎える歴史と伝統ある賞です。
受賞物件と受賞理由を以下にご紹介させていただきます。
1)道の駅 猪苗代
受賞内容:通常枠・建築部門
受賞理由:地理的・気象的に厳しい条件を考慮するとともに、
地元木材を積極的に活用するなど、地域振興への意識が伺える。
防災拠点施設としての機能も確保されており、
地域の拠点としての役割を考慮している。
2)21世紀の森公園整備事業
受賞内容:震災枠・都市部門
受賞理由:雨に濡れることなく物資を円滑・確実に搬出入できる
大扉の設置など活用しやすい構造となっている。
共に、これぞ大断面集成材建築といった印象を与えてくれる物件です。
本物件に関われたことを大変光栄に存じます。
今後も創意工夫を生かしながら、
丁寧なモノづくりと誠実な顧客対応を心掛けた対応を行ってまいります。
※全建賞について記載している新聞記事を合わせて掲載致します。
当社の主な事業は構造用集成材に関する設計~施工までの一貫生産でありますが、
オーダーメイド型の造作用集成材、家具も年間通じて対応しております。
これまでも県内を中心に市役所、JR駅構内、空港内、ゴルフ場等の
休憩スペース、多目的スペースにベンチ・テーブルなどを設置いただいております。
先日は郡山市役所に丸型デザインテーブルを納めさせていただきました。
こちらのテーブルでは、郡山産木材「と・き・め・木」を用いて製作しており、
天板は赤松、支柱には杉が使われております。
(※ベンチも以前当社で納めた製品です。)
製作に当たっては唐松、杉、赤松、桧、タモ、ナラなど多種の材料をストックしており、
国産材や地域材でのご相談も可能です。
造作材、家具についても当社へ何なりとご相談ください。
栃木県では、2022年にとちぎ国体が開かれる予定になっており、
「県民に愛され、県民が誇れる、県民総スポーツの推進拠点」となる
「総合スポーツゾーン」の整備が進められています。
そのような中で、木・鋼ハイブリット部材を用いた
総合スポーツゾーン新武道館メイン武道場新築工事が進んでいます。
※内部イメージ
当社では、木・鋼ハイブリット部材の製造(集成材製造、加工、木と鉄骨の組込)と
一部、現場での仕上げ、二次部材の取付などを担当させていただいております。
現在、約4,000ピースの集成材と約1,500ピースの鉄骨を取り扱っており、
当社の工場、倉庫全体を使って作業を進めております。
※当社工場内での鉄骨組込状況
今週からいよいよ現場への輸送が始まり、7月上旬まで順次
組み込んだハイブリット部材を出荷して参ります。
これまでの木鋼ハイブリット部材を用いた施設と比較しても非常にピース数が多く、
加工、組込から積込までの段取りを工夫する必要がありますが、
漏れが出ないよう管理徹底して対応を進めて参ります。
施工時期 | 2018年5月 |
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所在地 | パラオ共和国 |
工事概要 | 建築面積/1,900㎡ |
特記事項 | JICAによる水産養殖施設の整備事業 現地にて建方指導を実施 |
弊社初の海外物件としてパラオ海洋養殖普及センター施設における
建て方指導に当たっていたメンバーが1か月間の技術指導・施工支援を終え、
GW明けに帰国して参りました。
現地での様子を、担当した東(あずま)よりレポートさせていただきます。
○自己紹介
技術部工事課入社8年目,東政和です。
この度、同じく工事課の平山とパラオにて施工指導に当たって参りました。
※左から3番目が私で、右から4番目が平山です。
真っ黒に日焼けして、すっかり現地に溶け込んでしまいました。
○物件の特徴,見どころ
本物件は弊社初の海外での物件です。
この建物は米松集成材をフレームとした金物工法となっており,
現場が海のすぐ隣ということもあってボルトや製作金物等はすべてメッキのものを使用しております。
南国のために白アリによる蟻害が想定されたので、
注入窯に入れられる短い部材は乾式防腐注入処理を行い、
長尺部材は防腐防蟻塗装2回塗りを行い耐久性を高めております。
また,集成材は12Mを超えるサイズを使用しており,
長スパンを飛ばすことで水槽部分の空間を広くとれるようになっています。
○大変だったところ,苦労したところ
現場のスペースが狭いため,材料をストックする場所が少なく,材料を振り分けるのにも苦労しました。
国内での作業とは違い資材が潤沢にあるわけではないので,
工区毎に足場を組み,その場での作業が終わればすぐ解体し,
次の施工箇所で組み直すという作業がその都度必要になりました。
また,現場のクレーンを建方で常に使用できるという環境ではなかったため,
コンクリートの打設や材料の搬入といった兼ね合いを考えながら作業を進めなければなりませんでした。
何より大変だったのは,現地作業員との意思の疎通です。
作業員のうち1名は日本での作業経験があったため多少日本語が通じたのですが,
それ以外の方々とは身振り手振りや拙い英語でのやり取りしかできませんでした。
そのため、ある程度作業を覚えてもらうまでは注意して作業を見る必要がありました。
○現場の様子
パラオの気温は常に30℃前後で安定しておりますが,日差しは強く紫外線は日本の7倍程あるそうです。
そのため,水分や塩分の補給といった熱中症対策が欠かせませんでした。
また,一日でスコールが何度も降ることがあり作業を中断されることが度々ありました。
○現地パラオの様子
観光地ということもあり,様々な国の人が見受けられました。
日系の人も多く,飲食店や店舗などで日本語が通じるところも数多くありました。
また,フィッシングやダイビングといったマリンスポーツだけではなく,
資料館や博物館など日本との歴史を感じさせるものも数多くあり,
観光としては見どころの多い国だと思いました。
是非皆様も足を運んでみてください。
当社では、引き続き責任施工による一貫対応にて
中・大規模木造建築物の対応に当たって参ります。
全国での対応が可能でありますので、何なりとご相談いただければと存じます。
6月10日に開催される「第69回全国植樹祭ふくしま2018」への対応として
当社施工部隊が開催場所となる福島県南相馬市に乗り込んで
お野立て所、バックパネルの施工や旗掲揚ポール丸太の設置を進めております。
そのような中、植樹祭向けの特別番組として先日TV取材の依頼を受け、
当社でデザインし、納めている木製ベンチの製作工程
及びお野立て所等に用いられている構造用集成材の製造・加工工場として
当社の大断面工場を撮影いただきました。
この植樹祭向けの特別番組は、5/19、5/25、6/2、6/9(毎週土曜日)の計4回
20:54~20:58の時間帯にFTV(福島テレビ)にて放送され、
当社は開催日前日の6/9にご紹介いただく予定になっております。
当社の大規模工場のスケール感やハイテク設備、大工の巧みな技術をご覧いただける(?)
かと思いますので、是非番組をご覧いただければと存じます。
ご期待ください!
※福島県内のみでの番組となりますことご了承くださいませ。
4月末より、今年度のCLTやJAS構造材など木材利用促進のための
各種補助事業の申請、募集が開始されています。
今年度も当社では複数の説明会に参加し、情報収集を行って参りました。
当社で採択実績のある事業もあり、
各種情報提供や申請手続きの支援が可能でございますので、
・CLTやJAS構造材を活用することで木造化を検討したい方
・現在設計、検討を進めている物件が補助事業に適用できないか確認をしたい方
など何なりと当社までお問合せください。
TEL:024-944-7550
MAIL:info@toju.co.jp
※一部の補助事業の概要を以下にお知らせさせていただきます。
■環境省事業:「木材利用による業務用施設の断熱性能効果検証事業」
補助対象者:CLT等建築物を所有する法人、地方公共団体等
対象施設:CLTを活用する非住宅建築物の全般
補助対象経費:設計費、CLT等の材料費や工事費、設備費、実証に係る計測費等
補助率 :75% (上限額:5億円)
事業実施期間:平成30年度~平成31年度
■林野庁事業:「JAS構造材利用拡大事業」
補助対象者:JAS構造材を活用する工務店、ゼネコンなどの施工業者
また施工業者と連名で事業を行う設計事務所、木材流通業者、製材業者
対象施設:CLTを活用する非住宅建築物(公共建築物を除く)
補助対象経費:JAS構造材(CLT、無垢製材)の材料費(加工費、運搬費含む)
補助額 :1立方メートルあたり15万円 (上限額:1,500万円)
事業実施期間:平成30年度
※その他、昨年同様
林野庁事業:CLT等新たな木質建築部材利用促進・定着事業
国土交通省事業:サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)
の事業も公募が開始されております。