最新情報

2020年当社の取組み:12/29(火)が本年最終営業日です。

当社の2020年の営業は、本日12月29日(火)を最終営業日とし、

来年は1月6日(水)より営業を開始致します。

 

本年は、未知なる新型コロナウィルスへの対応に奔走しながらも

当社としては昨年の台風被害からの復旧とともに生産体制の再構築・基盤強化、

そして浪江町で始まる新事業に向けた準備と変革の年でありました。

 

・新たなCNC加工機フンデガーRobotDriveとCADシステムの導入

・木造ビルの超大断面部材や複数の耐火集成材の製作を経験

・大型物件への対応強化として二次接着メガプレス26Mへの延長

・GIR接合の開発新構法の物件への折込とスギを活かした高強度集成材の開発

 

またSDGs意識の高まりから、当社としてもSDGs宣言を行うとともに

これまでの地域の木材を活かしたモノづくりと

木造施設・木質空間の新たなカタチへのチャレンジを評価いただき

「こおりやまSDGsアワード」をいただくことができました。

 

来年は浪江の新工場とともに新たな生産体制での事業がスタートします。

都市の木造化、多層木造への対応を通して、

大断面集成材の市場拡大、新市場開拓を目指して参ります。

 

来年度も変わらぬご愛顧を何卒宜しくお願い申し上げます。

 

二次接着用メガプレスを長さ26Mへ拡張工事を行いました。

当社では最大断面1,250mm×1,250mm、長さ16M対応の

2次接着用メガプレスを保有しておりましたが、

今年12月に長さを10M拡張して26Mとなり、対応範囲が拡大しました。

 

 

本プレス機は、計26本の油圧シリンダー1本1本の精微な圧力値管理が可能なため、

長さ方向を分割して、複数の部材の同時接着が可能です。

Ex) 12Mの通し柱を2本同時接着、6Mの梁を4本同時接着 など

 

これにより、大型部材や耐火集成材の生産を安定した品質の中で

さらに短納期化することが可能になります。

 

木造施設の高層化が進み、二次接着を必要とする大断面部材や耐火集成材の必要性が高まる中、

当社は引き続き集成材メーカーとして、生産・加工技術の研鑽に取り組んで参ります。

 

フンデガーRobotDrive2台目を追加設置いたしました。

当社では11月にフンデガーRobotDriveの2台目を追加設置致しました。

昨年の台風被害により、今年は台数を縮小しての体制でありましたが、

在来工法~非住宅特殊工法まで高効率生産が可能なフンデガーRD2台目の設置により

対応能力が増強されました。

 

 

近年、hsbCADからのCAD/CAMシステムとして、

設計~施工図~加工図までの合理化も合わせて進められております。

 

当社でもユニチーム社およびフンデガー社の加工機の能力を最大限に引き出しながら

特殊材への対応とともに、非住宅プレカットの効率化に向けた取組みを進めて参ります。

 

本内容については、先日公表したスギの異樹種混合高強度集成材と合わせて

日刊木材新聞にて取り上げていただきましたので、以下に掲載致します。

 

2020年12月4日(金)日刊木材新聞

 

東京都内の木造施設の施工事例を追加掲載しました。

今年対応させていただいた東京都内の木造施設について

当社ホームページ内の施工事へ追加掲載しました。

 

中野区立平和の森公園・中野区立総合体育館

日刊木材新聞社 本社新社屋

 

引き続き都市部の木造施設へ対応すべく特殊部材も含めた幅広い木構造部材について

安定した品質での供給を行って参りたいと存じます。