最新情報

現在の対応中の「全国植樹祭ふくしま」についてTV取材を受けました。

6月10日に開催される「第69回全国植樹祭ふくしま2018」への対応として

当社施工部隊が開催場所となる福島県南相馬市に乗り込んで

お野立て所、バックパネルの施工や旗掲揚ポール丸太の設置を進めております。

 

 

そのような中、植樹祭向けの特別番組として先日TV取材の依頼を受け、

当社でデザインし、納めている木製ベンチの製作工程

及びお野立て所等に用いられている構造用集成材の製造・加工工場として

当社の大断面工場を撮影いただきました。

 

 

この植樹祭向けの特別番組は、5/19、5/25、6/2、6/9(毎週土曜日)の計4回

20:54~20:58の時間帯にFTV(福島テレビ)にて放送され、

当社は開催日前日の6/9にご紹介いただく予定になっております。

 

当社の大規模工場のスケール感やハイテク設備、大工の巧みな技術をご覧いただける(?)

かと思いますので、是非番組をご覧いただければと存じます。

ご期待ください!

※福島県内のみでの番組となりますことご了承くださいませ。

 

CLTやJAS構造材を利用した施設に対する各種補助事業の募集が開始しております。

4月末より、今年度のCLTやJAS構造材など木材利用促進のための

各種補助事業の申請、募集が開始されています。

今年度も当社では複数の説明会に参加し、情報収集を行って参りました。

当社で採択実績のある事業もあり、

各種情報提供や申請手続きの支援が可能でございますので、

・CLTやJAS構造材を活用することで木造化を検討したい方

・現在設計、検討を進めている物件が補助事業に適用できないか確認をしたい方

など何なりと当社までお問合せください。

TEL:024-944-7550

MAIL:info@toju.co.jp

 

※一部の補助事業の概要を以下にお知らせさせていただきます。

 

■環境省事業:「木材利用による業務用施設の断熱性能効果検証事業」

補助対象者:CLT等建築物を所有する法人、地方公共団体等

対象施設:CLTを活用する非住宅建築物の全般

補助対象経費:設計費、CLT等の材料費や工事費、設備費、実証に係る計測費等

補助率 :75%  (上限額:5億円)

事業実施期間:平成30年度~平成31年度

 

■林野庁事業:「JAS構造材利用拡大事業」

補助対象者:JAS構造材を活用する工務店、ゼネコンなどの施工業者

また施工業者と連名で事業を行う設計事務所、木材流通業者、製材業者

対象施設:CLTを活用する非住宅建築物(公共建築物を除く)

補助対象経費:JAS構造材(CLT、無垢製材)の材料費(加工費、運搬費含む)

補助額 :1立方メートルあたり15万円  (上限額:1,500万円)

事業実施期間:平成30年度

 

※その他、昨年同様

林野庁事業:CLT等新たな木質建築部材利用促進・定着事業

国土交通省事業:サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)

の事業も公募が開始されております。

新たなCNC加工機「Extra BM3」が早速フル稼働中です。

昨年度末に設置した新たなCNC加工機「Extra BM3」にて

現在、CLTの大版パネル(サイズ:2.3×10M)約100㎥を加工中です。

早速、Extraが得意とする大版パネルの加工にてフル稼働しております。

 

 

Extraの加工上の強みである「ネスティング加工」も行っております。

これはマザーボードから複数の部材を一度に加工、カットができる優れた能力です。

今回の物件では、マザーボードから4つの部材の穴加工と斜めカットを一気に行い、

高い加工精度の中で、大幅な生産効率UPを実現できました。

 

 

引き続きExtraの能力を最大限引き出せるよう探求しながら、対応を進めて参ります。

 

※先日の導入レポートも合わせてご覧くださいませ。

先月設置した新たなCNC加工機「Extra BM3」の導入レポートを掲載します。

 

4/24日刊木材新聞:構造用集成材特集に掲載いただきました。

4/24(火)日刊木材新聞の構造用集成材特集に

当社の記事を掲載いただきました。

 

20180424日刊木材新聞

 

同特集内にも記載の通り、今年は引き続き

 

・大断面、大判パネル加工機「Ultra」×「Extra」を活用した加工能力の向上

・2次接着用メガプレスと自動塗布ラインによる大断面、耐火集成材の生産能力強化

・CLTや様々な木質部材の積極的活用、責任施工として物件の一貫対応

 

に努めて参ります。

また4-5月にかけて、林野庁,環境省等のCLT補助事業の応募申請期間となっておりますが、

当社では補助事業手続き支援,代行作業を行っており、毎年実績を重ねております。

今後設計に入る物件、発注予定の物件など何なりとご相談いただければと存じます。

お問合せ、ご相談お待ちしております。

 

TEL:024-944-7550

MAIL:info@toju.co.jp

 

4/23より会津ICTオフィス環境整備事業建築工事に乗り込みます。

次週4/23(月)から、会津若松市で計画された

会津ICTオフィス環境整備事業建築工事に乗り込みます。

首都圏などのICT関連企業が働きやすい魅力的なオフィス環境を整備することで

新たな人の流れと雇用の場の創出、若年層の地元定着など定住、交流人口の増加を図り、

地域活力の維持発展を目的としたものとされております。

 

当社では木のフレーム、屋根面CLT、壁パネルや垂木工事を担当します。

乗り込みに向け、本日メインとなる断面360×720mmの柱、300×810mmの梁や

製作金物のトラック積み込みを行いましたので、状況写真を掲載させていただきます。

 

<トラック積み込み状況写真>

 

認定こども園ぶどうの木の増築工事を開始しました。

本日4月16日より、認定こども園ぶどうの木の増築工事に乗り込みました。

認定こども園ぶどうの木は、福島県鏡石町にある木造平屋建てのこども園です。

3~5歳児棟、遊戯室棟、渡り廊下などの増築計画に伴い、

当社では木造躯体工事を担当致します。

 

初日は土台の取付作業、丸柱の建方作業から

丸柱上部に一部登り梁の取付作業を実施しました。

施工の様子を以下に掲載させていただきます。

 

<材料の搬入、土台取り付け>

 

<丸柱の建方、登り梁の取付>

 

 

新入社員歓迎バス研修&初の海外物件に旅立つメンバーの壮行会を行いました。

毎年恒例となっている新入社員歓迎バス研修として、

過去の施工物件の現地見学会を4月7日(土)に行いました。

今年は初の海外物件として翌日から約1か月パラオに旅立つ2名の壮行会も合わせて実施致しました。

 

<バス研修>

今年は新潟方面に向かいながら

以下の当社の施工物件3件と他社の施工物件(道の駅)1件、

また歴史的な木造建造物(神社)1件を見学しました。

食育花育センター

 

動物ふれあいセンター

道の駅 猪苗代

 

それぞれの物件に関わった社員からの説明を受けながら、当時の様子を振り返りました。

 

社員一同、

・今年の対応物件である品川新駅や栃木武道館でも採用されている

木・鋼ハイブリット構造に関して過去の実績から学ぶ

・当社で施工実績の多い道の駅に関する他社の工法との違い感じる

・千年も前に建てられた木造建築物から木造建築の歴史の重みを知る

ことができる機会となりました。

 

またバス移動の車中では、NCチームより先日設置した新たなCNC加工機「Extra BM3」

に関するプレゼンも行われ、新たな加工機の特長について社内の認識共有化を図りました。

 

<新入社員歓迎会&海外物件対応に向けた壮行会>

夜は郡山駅前にて、新入社員歓迎会&海外物件対応に向けた壮行会として

新たに入社したメンバーからの挨拶、海外で対応を行うメンバーからの意気込み発表があり、

技術部長から力強くも愛のあるエールが送られました。

 

 

後日、パラオでの対応の様子については

施工レポートにてお知らせさせていただきますので、ご期待ください。

 

先月設置した新たなCNC加工機「Extra BM3」の導入レポートを掲載します。

3月10日に搬入を開始しました新たなCNC加工機「Extra BM3」が

先週末までに無事機械の設置と試運転を終え、4月より本稼動となりました。

試運転を担当した遠藤誠より、Extra BM3の導入レポートを掲載させていただきます。


<自己紹介>

製造部 生産管理課 NC係の遠藤誠です

大断面用NC加工機の操作を担当しており、4月で入社1年が経ちました。

 

<Extra BM3の導入を終えて>

イタリアの機械メーカー、日本の代理店それぞれから

複数の担当者に機械設置に来ていただきました。

日程が限られているため、設置が始まってからは、

連日遅くまでの作業でしたが、3月中に無事完了し、ホッとしています。

テスト加工と機械の調整を繰り返し行っていきましたが、

エクストラの加工精度及び能力の高さをすぐに感じました。

特に今後需要が増えていく大断面材、パネル材への加工能力が高いため

今後のCNC加工において重要な役割を担っていくと考えております。

 

<Extra BM3の特長>

既に当社では同メーカーのUltraを利用しておりましたが、

Extra BM3は以下の特長があると考えております。

・Ultraと異なり、材料が固定で機械本体がレールの上を移動する門型構造のCNC加工機

・巾3,000mm,高さ400mmのサイズまで穴あけ,カット,削り,割り込み等の5軸加工が可能。

特に径1,100mmの丸鋸により高さ400mmの材を一回でカットできること、

製品仕上げプレーナーとしての加工ができること、

チェーンソーによる斜め加工が可能であるといった特長有り

・Ultraと比較して、主軸の主力が高いため、

例えば径850mmの丸鋸で割り込みを入れる際などの加工スピードが速い

・断面の高さが同じであれば、同時に複数の材をセットして一度に加工することが可能

大断面、大版、複数の材の同時加工が魅力と感じております。

 

<機械設置、導入研修時の様子>

これまでUltraを利用していましたので、大まかな機械操作には慣れていましたが、

CAD/CAMデータの取り扱いや一部の操作方法が異なる部分もありましたので、

その部分を重点的に研修で確認しました。

またテスト加工では、全ての刃物について機械の調整を行い、加工精度を確認致しました。

研修中にはイタリアから来日している担当者と焼き肉やイタリアンなど何度か食事にいき

親睦を深めることもできました。

いずれは、海外へも足を運んでヨーロッパでの加工の様子を直接目にしてみたいです。

 

<今後に向けて>

現在対応中の物件で短辺300mmを超える梁や柱がありますので、

4月より早速本稼動に入っていきたいと考えております。

今期はこの後も大断面材や複数の木質部材の大版加工の予定もあるため、

機械の特長を最大限に生かせるよう日々探求しながら、

品質及び生産性の向上に努めていきたいと思います。


先週、日刊木材新聞が記事を取り上げてくださっていますので、

そちらの記事も以下のリンク先に掲載させていただきます。

 

■新聞記事はこちら

20180329日刊木材新聞

 

2018年度新卒社員の入社式を執り行いました。

本日4月2日は新年度の始まりでありますが、

当社では今年も新卒社員の入社式を執り行うことができました。

社長挨拶と辞令交付とともに、毎年恒例となっている

・一年間で逞しく成長した昨年度入社の先輩社員による歓迎の言葉

・新たな社会人として期待と不安が入り混じった新入社員からの意気込みの言葉

をいただきました。

 

 

共に堂々としたスピーチであり、若手の成長と新風の吹き込みを感じる場となりました。

「藤寿産業の若い力」を武器に、今後も品質向上・サービス向上に努めて参ります。

 

 

大船渡消防署住田分署の施工完了レポートを掲載致します。

岩手県気仙郡住田町にて対応進めておりました「大船渡消防署住田分署」が

まもなく竣工を迎えるにあたり、当社の施工事例に掲載させていただきました。

大船渡住田町消防分署

 

施工完了にあたり工事を担当した草野沙耶より、施工レポートを掲載させていただきます。


<自己紹介>

技術部工事課で新卒2年目の草野沙耶です。

 

 

<物件の特長、見どころ〉

住田分署の一番の見どころは、建物の中心にある車庫部分だと思います。

車庫上部は大空間の吹き抜けになっており、

この物件の特徴でもある接合金物をほとんど使わない

「オール木フレーム」による貫式の構法がよく分かる部分でもあると思います。

私は、CLT階段を取付に行った際、完成間近の住田分署を見て、

どの角度から見てもすごい建物だなと改めて感動しました。

 

〈大変だったところ、苦労したところ〉

加工では、10メートル前後の300角の柱が50本以上あり、

梁を通すための貫穴加工と、込み栓用の孔加工が必要でした。

弊社の機械加工と大工さんによる手加工をフルに駆使して、

出来上がった材料を現場まで運搬してもらいました。

施工では、ほとんどの材料が化粧材だったため、

地組・建方の際は傷や汚れが付かないように養生し、細心の注意を払い進めました。

また、現地の大工さんにも協力してもらい、約4500本の込み栓を打ち込み、

仕上げとして材料から出た部分の込み栓を材料の面でカットしました。

打ち込みでは、材料にハンマーが当らないように注意し、

カットの際はのこぎりの歯が材料を傷つけないようにするのに苦労しました。

数量が多く、傷がつけられない状況で工期が遅れないよう、

早くて丁寧な仕事をしなくてはならなかったのが大変でした。

 

〈現場の様子〉

現場で施工期間中、海外からのインターン生を受け入れました。

ドイツ、フランス、台湾とさまざまな国からのインターン生で、

会話はほとんどジェスチャーか、日本語が話せるインターン生に通訳してもらい

コミュニケーションをとりました。

気になることは質問をしてくれて、また現場の作業を実際に行い、

とても積極的に現場を体験している様子でした。

インターン生は皆、私と年齢が近く、それぞれの国の建物の話や、

将来の夢の話などをしてお互いに刺激のある時間を過ごすことが出来ました。


当社としても珍しい構法への取り組みでしたが、順調に工事を終えることができました。

本物件が復興へ向かう住田町の新たなシンボルとなり、

中心市街地の未来の風景をリードする存在となることに期待したいと思います。