最新情報

10月8日は「木材利用促進の日」、10月は「木材利用促進月間」

今年6月に公共建築物等⽊材利⽤促進法が改正され民間(建築物一般)へ拡大し、

「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における⽊材の利⽤の促進に関する法律」

となりましたが、

合わせて、10月8日は「木材利用促進の日」、10月は「木材利用促進月間」

として法定化されました。

※漢字の「十」と「八」を組み合わせると「木」になることにちなんでいます。

 

全国各地で様々な木づかい、木育イベントが開催されています。

https://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/kidukai/event/Oct2021.html

 

現代における「木材利用の意義」を改めて考えながら、

ウッド・チェンジの取組を皆で進めて参りたいと存じます。

 

SDGs週間:「こおりやまSDGsアワードパネル展」

9月21日から27日まで、福島県郡山市内のショッピングモールフェスタで

「こおりやまSDGsアワードパネル展」が開催されました。

※郡山市ホームページ

https://www.city.koriyama.lg.jp/kurashi/sdgs/29683.html

 

当社は第一回SDGsアワードの受賞者として、取り組み紹介のパネル展示をいただきました。

第1回アワード受賞団体取組概要_藤寿産業株式会社様

 

木材活用によるSDGsや環境保全への貢献について、

まだまだ一般的に知らせていない木材の良さを継続して発信して参りたいと存じます。

 

FLAM事業×藤寿産業:事業イメージポスターを製作しました。

藤寿産業の事業やFLAM事業のコンセプトを示した

イメージポスターを製作致しました。

 

当社は国内最大規模の原木一貫生産型大断面集成材工場による

高付加価値製品にて中大規模木造の普及拡大に貢献し、

持続可能な社会の実現に向けて、木材の利活用を推進して参ります。

 

※10月7、8日に開催される非住宅木造建築フェアにて

本ポスター展示や事業紹介資料を配布させていただきます。

http://www.housing-biz.jp/

都市部の中層ビル:燃え止まり型耐火集成材の製作を進めております。

都市部の中層ビルのファサードに用いられる

燃え止まり型耐火集成材の製作を進めております。

 

 

都市部のRC造や鉄骨造をベースとしたビル形状の建物において

通りに面した人の目につく部分へ木材を構造部材として用いる事例が

非常に増えてきていると感じております。

 

構造材の見せ方、接合形状、納まりについても多様な事例が出てきており、

様々な計画が現実のプロジェクトとして実現できるよう

部材製作、加工の技術・ノウハウを蓄積して参ります。

 

FLAM事業:製材棟等の計6棟は県産スギ・カラマツの大断面集成材を用いて建設

FLAM事業で建設された選木機棟、製材棟、燃料ヤード棟、桟積み棟、事務所棟、倉庫棟は

県産スギ・カラマツによる大断面集成材を用いて建設されました。

 

<製材棟>

<倉庫棟>

<燃料ヤード棟>

<事務所棟>

 

20M以上のスパンが飛んだ製材棟や倉庫棟は

カラマツをメインフレームとしながら、繋ぎ材はスギを用いて

無柱空間を実現しております。

事務所棟については福島の良質なスギ材を用い、

60名収容可能な大会議室は大断面集成材を見せる空間造りとしております。

 

大断面集成材の

安定した強度品質、建物に合わせた断面自由度、接合部が少なく一本モノで利用可

などの特徴を生かした木造施設の普及を目指して参りたいと存じます。

 

福島県浪江町:靭性型GIR接合を採用いただいた複合施設の建設工事が進んでいます。

福島県浪江町の公共施設において、

当社が評定取得している靭性型GIR接合を採用いただいた施設の建設工事が進んでいます。

介護事務所棟、子供向けのアスレチック施設棟、トイレ棟等

複数の建屋で構成された複合施設であります。

 

 

当初、RC造で計画された物件でありましたが、

大断面集成材による軸組とGIR接合により、

迫力のある木質部材による木造化が実現致しました。

 

安全第一、での工事作業に努めて参ります。

 

浪江FLAM事業:国産キャンター製材機の試運転を進めております。

浪江FLAM製材工場では、国産キャンターシステムでの製材機の試運転を進めております。

本機は、国産材向けのコンパクトなワンウェイ方式のキャンターとして

中大規模木造建築で必要とされる巾広ラミナまで、

あらゆるサイズや樹種のラミナ挽きに対応できる機械です。

 

 

当工場では、端材となるバーク、オガ粉、チップは

分別した上でヤード棟に貯蔵し、

工場内の乾燥機や熱養生ブースの熱源として活用されます。

 

原木からの集成材製造の一貫生産体制により、

鉄骨造やRC造など他構造に対しても

競争力のある部材供給を進めて参ります。

県産スギによる高付加価値部材の製品開発を進めております。

藤寿産業では、福島県や浪江町とともに

今年度いくつかの製品開発を進めています。

特に福島県で最も多く生育する「スギ材」を中大規模木造建築で活用するため、

高耐火性能また高強度部材としての開発を行っています。

 

・全て木質材料により構成された2時間耐火集成材の開発及び接合部の性能検証

https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/36055c/mokuzaijyuyoukakudai.html

 

・スギを中心とした国産材の構成によるE95以上の大断面集成材の開発

 

福島県は全国第4位の森林県として、良質な木材が多く出材致します。

県産スギの価値を高め、全国の木造施設で活用いただける製品開発に取り組んで参ります。